日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月24日土曜日

◆【鹿島】昌子、前歯の次は「歯茎」が練習中に飛んでいった(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161224-OHT1T50059.html



 天皇杯の準々決勝4試合が24日、各地で行われる。6年ぶり5度目の優勝を狙う鹿島は23日、広島戦(カシマ)に備え、クラブハウスで練習を行った。DF昌子源(24)が前歯の破損に続き、22日の練習中に歯茎の損傷で計8針を縫ったことが判明。それでも、クラブW杯で準優勝に終わった悔しさを天皇杯制覇で晴らすため、強行出場する。

 DF昌子が相次ぐ“お口の災難”に負けず頂点を目指す。クラブW杯決勝のRマドリード戦(18日・横浜国際)から中5日。W杯準優勝クラブとして、天皇杯準々決勝で広島を迎え撃つ。マスク越しに「俺らは世界2位とは1ミリも思っていない。あの大会で2位になっただけ。世界の強豪に入っていくためには国内タイトルは義務」と6年ぶりの天皇杯制覇を目標に据えた。

 22日、練習中の接触プレーで再び口の中を負傷した。11日のサンダウンズ戦(吹田S)では、上の前歯1本を破損。それをカバーする仮歯が取れたと思ったが、「歯茎が飛んでいった。中からスライムが出てきた」と仰天した。口の中をえぐられ、唾液とともに歯茎の一部が出てきたのだった。8針を縫い、歯が沈まないように糸で支える処置を受け、強行出場する。

 口が開きにくく、「ぱ行」がうまく言えない。GKは「キーファー」となるが、「ソガー(GK曽ケ端)と言う」。父・力さんからは「けがをしてDFは強くなる」と諭されたという。幸いにも「けがは足じゃないので」プレーへの影響は少なく、世界の名だたるストライカーを止めた守備は健在。鹿島の門番が国内大会でも存在感を発揮する。(内田 知宏)

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