日刊鹿島アントラーズニュース

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2016年12月8日木曜日

◆【鹿島】国際試合“弱い”返上へ!石井監督「4試合勝って終わる」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161207-OHT1T50325.html





 クラブ世界一を決める「FIFAクラブワールドカップ」は8日、横浜国際総合競技場で開幕する。Jリーグ王者で開催国代表の鹿島は7日、開幕戦のオークランドシティ(ニュージーランド)戦に備え、会場で公式練習を行った。国内では最多18冠と最強を誇るが、不振の続く国際大会で初タイトル獲得を目指す。

 世界に「鹿島」の名前をとどろかせる。石井正忠監督(49)は「勝ち進めば(決勝まで)4試合できる。その4試合を勝って、この大会を終わりたい」と言い切った。浦和とのJリーグチャンピオンシップ決勝(3日)で逆転勝利し、J王者となってから中4日で迎えるオークランドシティ戦。喜ぶ暇はなく、準備の時間も限られた。初出場の不安もある中で、鹿島の指揮官らしく頂点を見据えた。

 国際大会で結果を残すことはクラブの悲願でもある。国内ではJリーグ8度、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)6度、天皇杯4度と主要大会でJ最多の18冠を獲得してきた。一方で国際大会では輝きを見せられていない。2003年に日中韓のリーグ王者で争われるA3選手権で優勝しているものの、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL、前身のアジア・クラブ選手権を含む)では8強が最高と不本意な成績が並ぶ。

 日本代表で02、06年W杯の出場経験を持つ主将のMF小笠原は、ACLで涙をのむたびに「こういう(国際)試合で勝つためには戦える選手でなければいけない」と言い「鹿島で勝ちたい」と繰り返してきた。今のチームには球際で強さを発揮するMF永木をはじめ、FW金崎、DF昌子ら主力に「強さ」を備える選手がそろう。世界に対抗できる下地はある。

 左足首を捻挫しているエース・金崎はこの日も別メニュー調整。先発は微妙な状況にあるが、MF柴崎は「鹿島アントラーズというチームは常に結束して戦ってきた強みがある。それを見せられれば」と誓った。(内田 知宏)

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