日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年12月8日木曜日
◆全世界に売り出す!柴崎 初のクラブW杯へ静かに闘志(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/12/08/kiji/K20161208013866730.html
クラブW杯は8日午後7時30分に横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で開幕し、Jリーグ王者で初出場の鹿島は初戦でオセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)と対戦する。7日に行われた会見にはクラブを代表してMF柴崎岳(24)が出席。海外志向の強い背番号10が、世界一への道を切り開いていく。
奇跡のようなJリーグ・チャンピオンシップの大逆転制覇から4日が経過した。優勝翌日までは「ふわふわした気持ち」だったという柴崎の表情は落ち着き、堂々としていた。「心の切り替えも頭の切り替えもしっかりした。チームとしていつもより特に集中した状態で臨まないと勝利は手にできない」。大舞台へ、静かに闘志を高めた。
昨オフに移籍を模索したように、以前から海外志向の強い24歳。クラブW杯は世界から注目を集めるチャンスだ。試合は世界中で放映されるため、試合を重ねるほど、その姿は各国から視線を浴びることとなる。冬の移籍市場を前にスペインの複数クラブが背番号10に興味を持っているとの情報もあり、決勝まで勝ち進みスペインの名門・Rマドリードとの対戦が実現すれば、スペイン国内の注目度もアップする。将来的により多くの選択肢が広がるチャンスだ。
「チームとしての自分の役割は、いつも通り。変わることはない」。各国のメディアが詰めかけた会見では、自然体のプレーを心がけることを強調した。「試合の序盤はより集中した状態で入らないといけない。ただ、相手をリスペクトし過ぎず、自分たちのアグレッシブなサッカーを序盤から展開することが大事」とプランも描く。今大会も2列目の左での先発が濃厚。その右足から放たれる正確なパスで、まずはフィジカルに定評のあるオークランドの壁を打ち破る。
背番号10を背負う男には、鹿島を代表する自負もある。「鹿島アントラーズというチームは、常にクラブ全体、チーム全体が結束して戦ってきた強みがある。選手が代わってもクラブとしての本質がぶれないから、歴史を築けてきた。そういう強みを、今大会でも見せていければ」。日本の次は世界。快進撃で驚かせる準備はできている。
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