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クラブW杯準々決勝 鹿島2―0マメロディ (12月11日 吹田S)
クラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)は11日、大阪・吹田スタジアムで準々決勝2試合が行われ、Jリーグ王者の鹿島は2―0でアフリカ王者のマメロディ(南アフリカ)を下し、初出場でベスト4入りを決めた。鹿島は14日の準決勝で南米王者のAナシオナル(コロンビア)と対戦する。
8日の開幕戦でオセアニア王者のオークランド(ニュージーランド)に2―1で逆転勝ちを収めた鹿島は前半20分、相手との接触でこの日誕生日を迎えたDF昌子源(24)が歯を負傷して一時ピッチを離れるアクシデント。昌子は治療して戻ったが、その後何度も相手に決定機をつくられながらGK曽ヶ端準(37)が再三のファインセーブを見せて失点を許さず、前半を0―0で折り返した。
だが、左足首痛のため決勝ゴールを決めたオークランド戦に続いてベンチスタートとなっていたエースのFW金崎夢生(27)が後半16分から途中出場。その2分後に待望の瞬間がやって来た。後半18分、右サイドを深くえぐったFW赤崎秀平(25)がクロスを上げ、MF土居聖真(24)が頭で折り返したボールに走りこんだMF遠藤康(28)がダイレクトで左足を合わせて先制。オークランド戦でも金崎の途中出場から4分後に赤崎の同点ゴールが生まれ、金崎の決勝ゴールへと結びついたが、この日も金崎の途中出場から2分後に決勝点が生まれた。そして、金崎は後半43分、自ら左足で追加点を決め、公式戦3試合連続ゴール。5戦5発と“神ってる”エースの存在感をまたも見せつけた。
準々決勝のもう1試合は北中米カリブ海王者のアメリカ(メキシコ)が2―1でアジア王者の全北(韓国)に勝ち、欧州王者レアル・マドリード(スペイン)と対戦する15日の準決勝進出を決めた。