サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグが21日行われ、昨年のクラブワールドカップ(W杯)準優勝チームでE組の鹿島はホームで2012年王者の蔚山(韓国)と対戦。2―0で勝利を収め、先に試合の終わったF組の浦和に続いて白星スタートを切った。
鹿島は後半19分、MF永木が蹴った左CKにFW金崎が頭を合わせゴール右隅に流し込んで先制。同37分には金崎のパスに抜け出した20歳のFW鈴木が右足でシュートを放ち、左ポストをかすめてネットに吸い込まれる追加点となった。鈴木は浦和を破った18日の富士ゼロックススーパーカップ(日産ス)から公式戦2試合連続ゴールで、チームも公式戦2連勝となった。
鹿島はアウェーで行われる28日の次戦ではムアントン(タイ)と対戦。浦和と鹿島を除く残りの日本勢は22日に登場、G大阪は敵地でアデレード(オーストラリア)と、川崎Fはホームで水原(韓国)と激突する。
▼FW金崎夢生 ホームでしっかり勝てたのが大きい。チーム的にも勢いがつくし、勝てて良かった。(18日の富士ゼロックススーパーカップからは先発を6人変更したが)メンバーを変えてもやることは変わらない。そういうところもしっかりチームとして出せたと思う。勝つのはもちろんだが、勝って勢いづいてJリーグもACLもいい位置にいけるように、口先だけじゃなくしっかりグラウンドで示せるように頑張りたい。