日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2017年3月14日火曜日

◆テネリフェ・柴崎、初ベンチ入りも出番なし(報知)




 J1鹿島からスペイン2部テネリフェに移籍した日本代表MF柴崎岳は12日、アウェーのヘタフェ戦で1月の加入後初めてベンチ入りも出番なしだった。チームは2―2で引き分けた。初招集したマルティ監督は、柴崎を出場させる可能性はなかったか問われ「試合の展開からして、とても緊迫したインテンシティの高いものだったから、彼を出場させるには都合が悪かった。このリーガで彼をデビューさせるには相応しいものと思えなかった」と説明した。

 さらに遠征招集の目的を聞かれて「目的は出場させることだった。もしそれがなければ招集外にしていた。我々は19人を選び、状況によって使うつもりだった。だが、この試合では他の選手が適していた」と答えた。

 また、胃痛や「不安障害」の可能性を指摘された柴崎を予定より早い招集だったかを問われ、「順応が早かったから。問題は17~19人が競っている中で誰を起用するかは難しいということ」と話した。

 3選手に柴崎について聞いた。

 DFヘルマン「旅行も練習も順応しているよ。僕たちも彼の順応をうれしく思っている。旅行のルーティンも覚えて、彼も楽しんでいる」

 MFアイトール・サンス「ガクはとても良い子だよ。この遠征でもグループに溶け込もうとしている。チームのリズムに慣れるのは難しいかもしれないけれど、素晴らしいコンディションを備えている。良いサッカーを知っているし、良いプレーをしている。順応の問題もほとんど解決している。ガクはおとなしくなんてないよ。冗談を言ったりしてとても明るい。言葉の問題だけが残っている。それでも少しずつ学んでいるから、チームに親しむのは早いだろう。とても面白い子だから一緒に楽しんでいるよ」

 FWロサーノ「遠征では良かったよ。彼はちょっと恥ずかしがり屋だからなかなか入ってくるのは大変だけど、選手としての質の高さと人物の良さは分かっている。だから次の試合か近い試合では一緒にプレーしたいと思う。順応にはどうしても時間がかかるから、招集されたのはちょっと驚いた。でもグループの中に入って過ごすのは、彼にとって良いことだと思う。この調子ならすぐに出場機会を得てチームに貢献してくれるだろう。少しだけだけれど、僕も彼と話したよ。まだ少ししか話せないけれど、一生懸命に話そうとしているよ」

http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20170313-OHT1T50125.html

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事