日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年4月2日日曜日

◆鹿島4連勝で神戸に肉薄! 鬼門・大宮で土居が千金ゴ~ル!(中スポ)


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◇J-1<第5節> 鹿島1-0大宮

 2連覇を狙う鹿島は大宮を1-0で退け4連勝。勝ち点12として2位に浮上した。大宮は開幕5連敗。神戸は浦和に1-3で敗れて今季初黒星で同12も、総得点で上回り首位。浦和は柏木が2得点した。G大阪は新潟に3-2で逆転勝ちし、勝ち点11で3位に上がった。磐田は4万を超える観衆が詰めかけた清水との「静岡ダービー」に3-1で快勝した。川崎は仙台に2-0で快勝し、柏は広島を2-0で下して4戦ぶりの勝利を挙げた。広島は4連敗。C大阪は横浜Mを破った。

      ◇

 過去8戦で1勝の“鬼門”・NACK5スタジアムで、鹿島が7年ぶりに勝利を挙げた。
 無得点ドローもちらつき始めた後半34分、相手DFのパスを敵陣でマイボールにした瞬間、逆襲のスイッチが入った。

 「けっこう長い距離だったけど、パスが出てくるのを信じて走った」と土居。ボールを奪ったレオシルバから中央の鈴木にパスが入ると、その突破に合わせて土居が左サイドから長駆、ゴール前に顔を出す。スルーパスを右足アウトで受けると、間髪入れずに右足でゴール右隅に流し込んだ。

 「(トラップで追ってきた)相手が触れないところにコントロールすることを心掛けた。タイミングを外して打ったのでGKが反応できなかったんだと思う」と土居。得点機をかぎ分ける嗅覚、確かな技術、的確な判断など、多くの要素が詰まった今季初ゴールが決勝弾。そう話す顔がどこか誇らしげだった。

 ほぼ一方的に攻め込みながら、不思議とゴールが遠い、じれる展開だった。だが「我慢していれば(前の選手が)点を取ってくれると信じていた。焦りはなかった」と植田。90分間通じてゴール前に鍵をかけ続けた守備陣が陰の功労者だった。

 リーグ戦はこれで4連勝。首位・神戸と勝ち点で並んだ。エンジンのかかりが遅いなど、なお課題も散見するが、そんな中でも勝ち点3を拾う、したたかさが出てきた。殊勲の土居は「これからも勝ち続けるだけ」。鹿島がらしくなってきた。 (内田修一)

http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2017040202000177.html

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