日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年4月8日土曜日

◆鹿島三竿健J1初先発へ「満男さん安心して下さい」(ニッカン)




 鹿島アントラーズは7日、セレッソ大阪戦(8日、カシマ)に備えた前日練習を茨城・鹿嶋市内で行い、セットプレーの守備連係確認では前節大宮戦から主力組6人を入れ替えた。

 昨季J2東京ヴェルディから移籍し、大宮アルディージャ戦でも途中出場したMF三竿健斗(20)が、J1初先発することも確実。MF小笠原満男(38)とMFレオ・シルバ(31)に替わり、MF永木亮太(28)とともにボランチで起用される見通しだ。

 小笠原がJ1通算500試合出場に王手をかけている状況での先発に、三竿は「良いプレーをして、満男さんに『安心してください。出番ないですよ』と言えるようにしたい」と、一気に定位置獲得も狙う意気込みだ。永木とのコンビに関しても「亮太くんは前で思い切りつぶしたいタイプ。相棒として後ろでバランスをとりたい。練習してきたことをリラックスしてやりたい」。高まる気持ちを抑えるように、冷静に語った。

 「セレッソとは良い縁がありますね」と言う通り、J2デビュー戦(1△1)も、東京Vラストマッチ(0●2)もC大阪だった。だが、勝利はない。それでも「勝っていないが、良いプレーをできたイメージがある」と次は勝利を呼び込む自身の表情を見せた。「セレッソはセットプレーの攻撃が武器。高さもある」と分析。181センチの高さも生かした守備に加え、攻撃でもサイドチェンジなどの展開力で貢献するつもりだ。

 今季は同学年のFW鈴木優磨(20)が得点を量産していることにも大きな刺激を受けている。自身は過去5試合の途中出場。「今までは悔しさしかなかった。自分が出ていなくて優磨が活躍している。僕たち若い選手が、もっと頑張らないと」と底上げを誓った。今後はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との過密日程が続くだけに、結果を出して、数多くの出番をつかむ。【鎌田直秀】

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1804154.html

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