日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年4月8日土曜日

◆【鹿島vsC大阪プレビュー】鹿島はリーグ戦4連勝、C大阪も2連勝中…好調のチーム同士が激突(サッカーキング)




■鹿島アントラーズ 選手層の厚さはリーグ随一、ローテーションを行いながら結果も出ている

【プラス材料】
 前節のアウェイ大宮戦でしぶとく粘り勝ち、リーグ戦4連勝とした鹿島。昌子源が「0-0引き分けでもいいと思って守っていた」と話すように、内容としては満足いくものではなかったが、勝ち点3を手にできたことは大きい。新加入のP・ジュニオール、レアンドロがコンディション、周囲との連係を向上させており、チームは今後右肩上がりの曲線を描く公算が大きい。層の厚い選手層を持ちながら、石井正忠監督が選手を入れ替えながら戦う起用を見せており、主力組とサブ組の温度差が少ないこともチームが前向きに進んでいく要素である。

 ACLとの連戦の第一歩となるC大阪戦。ホームでしっかりと勝ち点3を手にしたいところだ。

【マイナス材料】
 エース金崎夢生が足首の負傷で別メニュー調整を続けており、C大阪戦も欠場する見込み。鈴木優磨ら穴を埋める戦力を抱えるだけに大きな心配にはならないが、金崎の得点はチームに勢いをもたらすだけに、早期復帰が望まれる。また、リーグ通算500試合出場に王手をかけている小笠原満男、曽ヶ端準は先発組からは外れる見込み。このベテラン2人が揃って先発しなかった試合は、攻撃や守備の抑揚が薄れることが多い。永木亮太、昌子がチームを主導する役目を担うが、試合の中で状況に応じた判断、チームへの意思統一を図れるか、が鍵になりそうだ。

 リーグ戦4連勝中とは言え、気を抜けない相手であり、最近よく見られる序盤の拙攻が続くと足元をすくわれかねない。

文:totoONE編集部

■セレッソ大阪 公式戦3連続完封勝利、試合ごとに進化を見せている守備組織

【プラス材料】
 中断明けのJ1第5節横浜M戦で2-0と勝利。ホームで公式戦3連続完封勝利を果たし、尹晶煥監督のもとで取り組む守備組織も、試合ごとに進化している、C大阪。前節では『ラッキーボーイ』木本恭生がJ1初先発初ゴールを記録すれば、エースの柿谷曜一朗も今季初得点。明るいニュースも多いなか、昨季王者・鹿島とのアウェイ戦を迎える。

 この一戦での注目は古巣対決となる山村和也。「(J1に復帰して)鹿島と、あのスタジアムに立って試合をすることをずっと目標にやってきた。そこはすごく楽しみにしている。C大阪の一員としてしっかり戦い、試合に勝って、成長した姿を見せたい」という『ユン・セレッソ』のキーマンが、鹿島時代には見られなかった攻撃的なポジションでのプレーで、どんな活躍を見せてくれるか。勝利に導く凱旋ゴールに期待したい。

【マイナス材料】
 日本代表MF清武弘嗣が、J1第5節横浜M戦前に負傷し、全治2週間という発表があり、今節も欠場。引き続き攻撃の要を欠くのは、C大阪にとっても痛い。

 ここまで開幕戦以外ではチームでゴールを決めているとはいえ、すべてセットプレー絡み。しかも、公式戦7得点の半数以上を、マテイ・ヨニッチ(2得点)と木本恭生(2得点)というセンターバックコンビが決めている。今節こそ、杉本健勇ら攻撃陣には一層の奮起が期待される。

 3年ぶりの顔合わせとなるが、前回対戦の2014年J1第33節では1-4と大敗を喫し、その試合でJ2降格が決まった、因縁の相手。その時のリベンジを果たすためにも、C大阪は昨季王者に果敢に立ち向かい、アウェイでも勝利を目指す。

文:totoONE編集部

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170407/573414.html?cx_cat=page1

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