日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年4月22日土曜日

◆【鹿島vs磐田プレビュー】鹿島は前節後に連休をとり心身リフレッシュ…磐田は松浦拓弥が川又堅碁や中村俊輔との連係向上(サッカーキング)




■鹿島アントラーズ 仙台戦を4-1で快勝し、公式戦の連敗を2でストップ

【プラス材料】
 アウェイの仙台戦を4-1で快勝し、公式戦の連敗を2でストップした鹿島はホームで磐田戦を迎える。仙台戦では昨季、リーグチャンピオンシップ、天皇杯を制したメンバーに戻したが、今節もペドロ・ジュニオール、レオ・シルバをベンチに置いて試合をスタートさせるようだ。

 勝手知ったるメンバーだけに、ボールの奪う位置が高くなり、ゴール前の質も向上するといった効果が見られた。負傷していた鈴木優磨も全体練習に合流し、ベンチ入りする見込み。さらに、石井正忠監督は負傷の中村充孝に代わって、ルーキーの安部裕葵を左2列目で抜てきする考えを持っている。順位を気にする時期ではないが、首位浦和に離されないためにもホームできっちりと勝ち点3を奪いにいく。
 
【マイナス材料】
 現時点でマイナス材料は見当たらない。仙台戦後は、選手会の遠藤康副会長が石井正忠監督に連休を提案し、受け入れられた。この連休で、ACLとの連戦による疲労を回復するとともに、心もリフレッシュできたと言う選手が多い。

 今季は攻めあぐねる展開でストレスや緊張感の高い試合が多かったが、仙台戦は4得点で快勝した。チームの雰囲気は今季最高と言ってもいい。ペドロ・ジュニオール、レオ・シルバと言った大物助っ人をベンチに置くというのは何ともぜいたくだが、次の試合を勝つための決断で、仙台戦を考えると自然な流れだと言える。エース金崎夢生、ペドロ・ジュニオールのFW陣にもゴールが生まれ、勢いを持って磐田戦に臨むことができる。

文:totoONE編集部

■ジュビロ磐田 途中出場で流れを変えるアダイウトン

【プラス材料】
 磐田は前節鳥栖戦で劇的な逆転勝利を飾った。今季初めて採用した3バックが機能し、全体が連動したプレスで相手に攻撃の形を作らせず、2-1で勝利した。被シュートはわずか4本。鹿島戦も同じ布陣で挑む見通しで、良い流れを持ち込みたい。

 鳥栖戦で逆転への道筋をつけたのは途中出場のアダイウトン。今季初ゴールとなる同点弾に加え、決勝点の起点となるクロスも上げた。開幕から不調が続き、清水戦から3試合連続で先発を外れた快足アタッカーが得点したのは大きな収穫だ。今節も途中出場が濃厚。粘り強い守りで均衡した展開に持ち込めば、切り札として期待ができる。先発起用4試合目となりそうな松浦拓弥にも注目だろう。川又堅碁や中村俊輔との連係も向上している。直近で鹿島に勝った2012年5月に得点して3-0の勝利に貢献した相性の良さも発揮したい。

【マイナス材料】
 鹿島との過去対戦成績は15勝10分け35敗と大きく負け越し。カシマスタジアムも苦手な地で、2010年11月以来白星がない。

 今季は7試合7失点と安定した守備は光るが、セットプレー関連で3失点。鳥栖戦の唯一の失点もCKからだった。高くて強い選手が揃う鹿島にはさらに警戒が必要だ。0-3で敗れた昨季の敵地戦も全てがセットプレーからだった。集中力を切らさず、戦い抜けるかがポイントとなりそうだ。

 鹿島の強力な攻撃陣で最も怖いのが、今季神戸から鹿島に加入したペドロ・ジュニオールだ。神戸時代の彼には昨季、公式戦3試合で4失点を献上した。さらに、前節の仙台戦で移籍後初得点を決めて勢いに乗る。天敵を抑えなくては、昨季王者から勝機は見いだせない。

文:totoONE編集部

https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170421/578941.html?cx_cat=page1

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