日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年5月1日月曜日

◆C大阪・山村“二刀流”の活躍でチームを5位浮上に導く(デイリー)


C大阪-川崎 前半、競り合う川崎・阿部(左)とC大阪・山村=ヤンマー

 「明治安田生命J1、C大阪2-0川崎」

 C大阪がリーグ戦3試合ぶりの勝利を飾り、7試合負けなしで今季最高の5位に浮上した。快勝劇の一端を担ったのは間違いなくMF山村和也(27)だった。

 0-0の後半22分、ペナルティーエリア右角で日本代表MF清武弘嗣(27)のスルーパスを受けた山村は「コースにしっかり打とう思っていた」とダイレクトで右足を振り抜いた。地を這(は)うようなシュートが、これまで好セーブを連発していた川崎GK鄭成龍の牙城を破り、逆サイドのネットに突き刺さった。

 4月8日の鹿島戦以来となる今季3得点目は貴重な先制ゴールとなった。ヤンマースタジアム長居でのゴールはJ2だった16年5月28日の岡山戦以来。J1での3得点は鹿島に所属していた13年の自己最多に並んだ。視察に訪れた日本代表の手倉森誠コーチ(49)は「山村はFWとして覚醒するんじゃない」と驚きを交え評価した。

 2トップの一角として両チーム最多4本のシュートを放ち、試合終盤にはDFラインに入り186センチの長身を生かし3試合ぶりの無失点勝利に貢献した。“ストライカー”として試合に入り、リードした終盤は“クローザー”と困難な役割を託されるが、「試合では勝つためにやることをやるだけ」と自然体を強調する。“二刀流”山村がC大阪の快進撃を支えている。

https://www.daily.co.jp/soccer/2017/04/30/0010145592.shtml


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