日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2017年6月14日水曜日
◆先制後の試合運びを悔やむ大迫「後ろに重心がかかり過ぎた」(ゲキサカ)
[6.13 W杯アジア最終予選 日本1-1イラク テヘラン]
技ありのバックヘッドも空砲になった。日本代表は前半8分、FW本田圭佑の右CKにニアのFW大迫勇也(ケルン)がバックヘッド気味に合わせ、ゴール左隅に流し込んだ。
「いいボールが来たので、ニアで触ればいいと思った。イメージどおりだった」。大迫は昨年11月11日のオマーン戦(4-0)以来、5試合ぶりの得点で最終予選は初ゴール。セットプレーのチャンスを生かし、幸先よく先制点を奪ったが、その後が続かなかった。
「点を取ったあと、ちょっと後ろに重心がかかり過ぎたかなと思った」。1点を取ったことでより慎重になり、選手間の距離が離れた。「暑さもあったけど、もう少し我慢して前にとどまるべきだった。僕が一人で孤立していた」。デコボコのピッチはバウンドもイレギュラーし、思うようにパスをつなげない。気温37度の暑さが選手の体力も奪い、攻撃の形をつくれなかった。
後半27分には一瞬の隙を突かれ、同点に追いつかれた。「チーム全体が1-0で終わろうという意識になったときに失点した」と悔やんだ大迫。勝ち点1獲得にとどまり、2位サウジアラビア、3位オーストラリアと勝ち点1差でラスト2試合(8月31日オーストラリア戦、9月5日サウジアラビア戦)に臨むことになった。
直接対決2連戦は3位転落の危険もはらむが、8月31日のオーストラリア戦(埼玉)に勝てば、最終節を待たずに6大会連続のW杯出場が決まる。大迫は「追い込まれる立場にもなるけど、チャンスと捉えてやりたい。次、勝てば決められる。チームとして良い方向に持って行きたい」と力を込めた。
(取材・文 西山紘平)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?218810-218810-fl
Ads by Google
日刊鹿島
過去の記事
- ► 2024 (1036)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
- ▼ 2017 (2892)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)