第45回トゥーロン国際大会2017
グループステージ第2戦 vs U-20アンゴラ代表
2017年6月1日(木) 17:00キックオフ(現地時間) 試合時間80分(40分ハーフ)
Stade D'Honneur(フランス/サロン)
U-19日本代表 1-1(前半0-0、後半1-1)U-20アンゴラ代表
得点
53分 佐々木匠(U-19日本代表)
80分 失点(U-20アンゴラ代表)
スターティングメンバー
GK:沖悠哉
DF:田中陸、橋岡大樹、麻田将吾、杉山弾斗
MF:佐々木匠、金子大毅、伊藤洋輝、黒川淳史
FW:小松蓮、安藤瑞季
サブメンバー
GK:大迫敬介
DF:三国スティビアエブス、立田悠悟、田中康介、中川創
MF:吉尾海夏、住永翔、針谷岳晃
FW:安部裕葵
交代
HT 麻田将吾 → 立田悠悟
HT 黒川淳史 → 吉尾海夏
57分 安藤瑞季 → 安部裕葵
マッチレポート
第45回トゥーロン国際大会2017に出場しているU-19日本代表は6月1日(木)、初戦から大幅にメンバーを入れ替え、グループステージ第2戦U-20アンゴラ代表との試合に臨みました。この日は試合前に雨が降り、初戦と比べだいぶ日差しも弱く、涼しくプレーしやすいコンディションの中でのキックオフとなりました。第1戦でキューバに対し惜しくも勝ちを逃し、引き分けで終わった日本はアンゴラ戦には絶対に勝ち切るという気持ちで試合に入り、試合序盤から相手ディフェンス陣に前線の選手たちがプレッシャーをかけていきます。
日本の最初のチャンスは6分、相手陣内で奪ったボールをテンポ良くパスを繋ぎ、右サイドから佐々木匠選手がシュート、惜しくも相手GKに防がれますが、日本がゲームの主導権を握ります。10分にはコーナーキックから麻田将吾選手がヘディングシュート。この決定的なチャンスも相手GKに防がれてしまいます。守備面では、激しいプレッシャーから相手にあまり決定的なチャンスを作らせない安定した守りをみせ、攻撃も連携のとれたパスワーク、サイドバックのオーバーラップ等で幾度となくチャンスを作るも、第1戦キューバとの試合同様になかなか決めきれず、前半を0-0で終えます。
後半、立ち上がりから麻田選手に代わり立田悠悟選手、黒川淳史選手に代わり吉尾海夏選手を投入し試合に臨みます。後半4分、佐々木選手が左サイドからクロスを上げると小松蓮選手がゴール前で合わせるも、相手GK正面。逆にその1分後の後半5分、日本ゴール前でファールを犯し、直接フリーキックを与えてしまいます。シュートは僅かに枠をそれるも、なかなかチャンスを決めきれない中で嫌な空気が漂います。しかし後半13分、ペナルティエリア内で佐々木選手がドリブルを仕掛けファールを受けPKを貰うと、佐々木選手が自ら得たPKを冷静に決め、日本が待望の先制点を奪います。
その後、フォワード安藤瑞季選手に替え安部裕葵選手を投入し、さらに追加点を狙いに行きます。また後半に入っても、両サイドバックの田中陸選手、杉山弾斗選手が果敢にオーバーラップを続けチャンスを作り出すも、最後まで追加点を奪えず、逆に後半ロスタイムにコーナーキックから失点を許し、最後に同点に追いつかれ悔しくも2試合続けて1-1で試合を終えました。
日本のグループステージ最終戦は、6月4日(日)15:00 (現地時間)からイングランド代表との試合になります。
選手コメント
MF #17 佐々木匠 選手(ベガルタ仙台)
今日は良いゲームが出来ていましたが、最後に集中力が切れてしまい失点してしまいました。第1戦も引き分けてしまったので、この試合では必ず勝つことを目標に試合に挑みましたが、また引き分けてしまい非常に悔しいです。個人的には前半からボールをさばきながらリズムを作っていましたが、どこかで相手のスキをみて仕掛けようと思ってプレーしていました。そして、それが後半のPK獲得に繋がり、先制点を奪うことが出来ました。次のイングランドもまたフィジカルが強い相手になるので、そういった相手に対しハードワークで挑んで行きたいと思います。
DF #4 橋岡大樹 選手(浦和レッズユース)
今日の試合にはスタメンとして出場するからには絶対に結果を重視する、という思いで臨みました。今日のアンゴラはフィジカルが強く、身体能力が高い相手だと試合前からわかっていたので、相手に負けないように日本人らしくタフに戦いました。結果はとても残念でしたが、まだ次の試合もあるので気持ちを切り替えて、次の一戦に向けて良い準備をしていきたいと思います。
MF #8 田中陸 選手(柏レイソルU-18)
初戦のキューバ戦では勝てた試合を逃し、今日は絶対に勝たなければいけない試合でしたが、同じような形で勝点3を逃してしまった事は絶対に改善しなければいけないと思います。2試合とも最後に失点するところまでは良い形を作れていましたが、本当に悔しいです。次のグループステージ最後の相手のイングランド代表は強敵ですが、気持ちを切り替え、日本の良さであるパスで相手を崩し、なんとしても勝ちたいと思います。