日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年7月5日水曜日

◆鹿島、アウェー全勝ターンだ!G大阪撃ちで「史上初」&「首位浮上」決める(サンスポ)


昨季のG大阪戦でゴールを決めた鈴木=2016年2月。吹田スタジアムは、鈴木のパワースポット!?

 J1は5日、2試合が行われる。1試合未消化ながら勝ち点33で3位の鹿島は、敵地で同32で4位のG大阪と対戦する。勝てば首位浮上&J1初の“アウェー戦全勝ターン”となる決戦の舞台は、昨季のクラブW杯で2勝を挙げるなど、4戦全勝と相性抜群の市立吹田スタジアム(吹田ス)。吹田スで2得点を挙げたFW鈴木優磨(21)も“ジョーカー”としてゴールに自信をみせた。

 台風3号の猛威を超える!? FW鈴木が、敵地・吹田スでのゴールを宣言した。

 「いいイメージがある。最近試合に出ていないのでやりたい気持ちが強い。出たらゴールを取れそうな気がする」

 首位浮上とJ1史上初のアウェー全勝ターンがかかる一戦。21歳の若きストライカーは4日、鹿嶋市内での練習後に自信をみなぎらせた。

 チームは昨季、吹田スで4戦全勝。いずれも途中出場だった鈴木は計86分のプレーながらリーグ開幕(2月)のG大阪戦で決勝弾、クラブW杯準決勝(12月、対ナシオナル・メデジン=コロンビア)でも1得点を挙げた。千葉出身で縁もゆかりもないが、得点後に“Cロナ・ポーズ”を披露するお祭り男は、関西の水が合っているのかもしれない。

 ブレークした昨季は石井前監督の下でリーグ戦31試合に出場し、8得点を記録したが、今季は12試合で2得点。5月31日の大岩監督就任以降は、出場機会にもあまり恵まれず、25日の新潟戦ではベンチから外れた。

 「いままでは出られて当たり前という時期があった。出場できずストレスもあったけれど、この時期を乗り越えれば成長できる」

 鬱憤を晴らす、これ以上の舞台はない。鈴木は、きょうもベンチスタートが濃厚だが、大好きな吹田スに上陸し、嵐を巻き起こす可能性は十分。とっておきのジョーカーとして“大阪夏の陣”に臨む。 (一色伸裕)

鈴木 優磨(すずき・ゆうま)
 1996(平成8)年4月26日生まれ、21歳。千葉・銚子市出身。小1でサッカーを始め、鹿島ジュニアユース、ユースでプレー。2014年に2種登録され、15年にトップチーム昇格。同年9月のG大阪戦でJ1初出場初得点。今季から背番号「9」を背負う。J1今季12試合2得点、同通算50試合12得点。1メートル82、75キロ。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170705/jle17070505030006-n1.html

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