日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年7月11日火曜日
◇苦境の浦和をオナイウが救う!先発起用の可能性浮上「いい準備したい」(サンスポ)
J1浦和は12日に天皇杯3回戦、J2熊本戦(駒場)に臨むが、中2日という日程で主力勢の出場が厳しいことからFWオナイウ阿道(21)が先発起用される可能性が10日、浮上した。
この日のさいたま市内の練習場はうだるような暑さ。それでもFWオナイウはクールな顔つきで、全体練習後の居残り練習では豪快シュートを連発した。
「ゴールを決めるため、いい準備をしたい」
9日のJ1新潟戦(埼玉)の翌日だったため、メニューはランニング中心。オナイウも後半39分から途中出場でJ1初出場を果たしたが21歳のストライカーはボールを追い続けた。巡ってきたチャンスを生かすためだ。
8位で苦戦中のチームは12日に熊本戦に挑むが攻撃陣は緊急事態。FW李忠成は左ひざを負傷、FWズラタンも万全ではない。FW興梠、FW武藤、FWラファエルシルバは中2日になるため出場は厳しい状況。そんな中、オナイウはナイジェリア人を父に持ち、フィジカルの強さが持ち味。昨年のリオデジャネイロ五輪最終予選で日本代表として活躍した新戦力に白羽の矢が立ちそうだ。
「先発でも途中出場でも、与えられたところでアピールしたい」
進退問題がくすぶっているペトロビッチ監督の救世主としても期待がかかる。「負けたら辞任する」と“進退マッチ”に設定した新潟戦は逆転勝利したが、首の皮一枚つながった格好。負けが込んでいるチームは予断を許さない状態にある。
オナイウは6月21日の天皇杯2回戦(J3盛岡戦、○3-2)で移籍後初得点。熊本戦でもゴールを決めて指揮官の救世主になる。 (宇賀神隆)
オナイウ 阿道(おないう・あど)
1995(平成7)年11月8日生まれ、21歳。埼玉県児玉郡出身。神川パルフェ、FCコルージャ、正智深谷高校を経て2014年にJ2千葉へ入団。17年に浦和移籍。16年リオ五輪バックアップメンバー。今季J1リーグ戦1試合出場0得点。J1通算も同じ。父はナイジェリア人、母は日本人。1メートル80、74キロ。ポジションはFW。
http://www.sanspo.com/soccer/news/20170711/jle17071105020003-n1.html
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