シャルケに所属するDF内田篤人が、今夏の移籍市場で同クラブを退団する可能性が浮上しているようだ。ドイツ紙『ビルト』の報道を引用し、ドイツメディア『sport.de』が報じている。
報道によると、内田は18日、代理人とシャルケのスポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアン・ハイデル氏と去就について話し合いの場を持ったという。ドメニコ・テデスコ新監督は[3-4-3]のシステムを好むが、右サイドハーフにはより攻撃的な選手を起用する意向で、内田のプレースタイルはより守備的だと捉えられているようだ。
今回の報道では内田がシャルケを退団する可能性も伝えられているが、少なくとも現時点では他のどのクラブとも加入合意には至っていないと報じられている。同選手の現行契約は残り1年。右ひざの負傷に長きに渡って悩まされてきた内田は、2015年に手術を受けた後、公式戦出場は1試合のみとなっている。
そして19日付のドイツメディア『WAZ』によると、内田は去就について考える時間を得るため、今後数日間に渡って休暇を与えてほしいと申し出たという。ハイデルSDは「シャルケはアツト・ウチダを放出することはない」と強調している模様で、去就についての判断は内田自身に委ねられたようだ。
果たして、内田はどのような選択をするのか。今後の動向に注目が集まる。
シャルケ退団報道の内田篤人、去就は本人次第か…今後数日で決断?