J1ベガルタ仙台は2日、ルヴァン杯準々決勝第2戦のアウェー・鹿島戦(3日午後6時、カシマ)に向け、仙台市内で約1時間半の最終調整。紅白戦やセットプレーの確認を入念に行った。
8月30日にホームで行われた第1戦は3―1で快勝。第2戦は勝利か引き分け、1点差負けでもクラブ史上初の4強進出が決まる。
渡辺晋監督(43)は、第2戦へ「隙を突いてくるのが鹿島さん。与える隙を限りなくゼロに近づけたい」と、気を引き締めた。
その上で「現時点で前半(第1戦)3―1のリードは、間違いなくアドバンテージ。どうやって守るのか、どうやって仕掛けていくか」と指揮官。8月5日のリーグ戦のアウェー戦は、濃霧による視界不良の中、0―2で敗れた。「今度こそ霧が晴れるようなゲームにしたい。霧が晴れた中で、我々の雄姿をサポーターに見てほしい」と、敵地で雪辱し、準決勝に進む。
【仙台】敵地の鹿島戦でルヴァン杯初4強決める!渡辺監督「霧が晴れるようなゲームに」