日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月21日木曜日

◆【鹿島】曽ケ端、釜本氏に並ぶ天皇杯史上最多タイの59戦出場白星で飾る(報知)



 ◆天皇杯全日本サッカー選手権 ▽4回戦 鹿島4―2浦和(20日・熊谷陸)

 鹿島の守護神GK曽ケ端が偉業を達成した。浦和戦で天皇杯通算59試合目の出場を果たし、ヤンマー(C大阪の前身)などで出場数を重ねた釜本邦茂氏の最多出場記録に、初めてJリーガーが肩を並べた。釜本氏の記録に「恐れ多い」としながらも「偉大な選手(に並べたのは)、素晴らしいこと。(天皇杯優勝5度の)このクラブにいることに尽きる」と周囲に感謝した。

 今季は韓国代表の主戦GKクォン・スンテが加入。ポジションを明け渡した。そんな状況で迎えた6月17日のリーグ札幌戦(カシマ)。第1子誕生で一時帰国し、再来日したライバルに代わって先発した。試合前、ウォーミングアップをベンチ横で見ていたスンテを呼んだ。「チームと一緒に戦いたいというのを感じて、だったらGK練習の近くにいてほしい」

 ポジション奪回のチャンスとなる試合でも「チームの士気を高められる」と迷わずライバルを懐に入れた。この考えで常勝クラブで長年、守護神の座を守ってきた。スンテが8月30日に負傷から復帰後も、高いパフォーマンスでゴールを守り続けている。38歳のベテランは「2失点は反省しないと。チームに助けられた」と謙虚だった。(内田 知宏)

【鹿島】曽ケ端、釜本氏に並ぶ天皇杯史上最多タイの59戦出場白星で飾る

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