
日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年11月24日金曜日
◆「日本人にも見てもらえれば…」 元日本代表監督ジーコの半生がミュージカル化決定(FOOTBALL ZONE)
リオの街に生まれてから鹿島時代まで、ジーコの半生がブラジルでミュージカルに
今なおブラジル国民に愛され続ける理由は、ピッチ外での行動も影響している。例えば毎年、年末にジーコは経済的に恵まれない子供たちのためのチャリティーマッチを行っており、今年で第14回目を迎える。ネイマールをはじめ、ロナウドやロマーリオ、マラドーナらも出場したことがあり、例年5〜6万人の観客を集めるビッグイベントと化している。 自治体やスポンサー企業と組み、貧しい地区の子供たちのために無償のサッカー教室も開いており、2008年にスタートしたプロジェクトは全国で展開中だ。
そうした人格者としての面も尊敬されるジーコのミュージカルでは、リオの街に生まれてから、1994年に鹿島アントラーズで現役生活に幕を閉じるまでが描かれるという。数々の栄光だけでなく、貧困や痩せっぽちだった体格、膝の負傷など、数々の困難を克服してきた道のりにもスポットが当てられる予定だ。
発案者のホドリゴ・ジアス氏は、ジーコの友人であり、数々の文化イベントなどで広報を手がけてきた人物でもある。ミュージカル制作の意図を次のように語った。
情熱を注いだ日本時代もクローズアップ
「ジーコのサッカーは、まさに“一つのプレーが世界を変えることもできる”という言葉がぴったりだった。そして今なお、世界で最も有名で、影響力のある人物の一人だ。しかも謙虚な人間であるうえに、彼の半生は多くの人々にとってのお手本なんだ。目標を達成し、自分自身の人生における勝者となるために、人々の意識を変える手助けしてくれる。それを感じてもらいたい」
演出は、ブラジルでは知らない人がいないと言っても過言ではないほど、数々のドラマや映画、演劇を手がけてきたペドロ・ヴァスコンセーロス氏。台本は、ブラジルの著名歌手の半生を描いたミュージカルなどで有名なホムロ・ホドリゲス氏が担当する。
来年半ばの上演を目指し、年明けから役者のオーディションもスタート予定。すでにサッカー人生で縁のあったイタリアやトルコ、それ以外にはアメリカから早くも招聘公演に関する問い合わせが来ているという。
ジーコが現役時代の晩年に情熱を注いだ日本時代についても劇中で大きく扱われることになり、本人は「日本の人たちにも見てもらえる機会があれば、これほど嬉しいことはない」と語っている。
【了】
藤原清美●文 text by Kiyomi Fujiwara
フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web
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