日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年12月3日日曜日

◆大迫イエロー2枚で退場「PKになるかと飛び込んだ」(ニッカン)




<ブンデスリーガ:シャルケ2-2ケルン>◇2日◇ゲルゼンキルヘン

 FW大迫勇也が所属するケルンはアウェーでシャルケと2-2で引き分けた。

 前半36分に先制され、後半5分にFKからのこぼれ球をFWギラシが押し込んで追い付き、同27分に突き放されたが、同33分に再びギラシがPKを決めてドローに持ち込んだ。

 大迫は前半11分、スルーパスに抜け出して相手GKと1対1のビッグチャンスをつかんだが、右足シュートは力なく相手GKにはじかれた。後半ロスタイムにはペナルティーエリア左からのドリブル突破の際に相手DFに倒されたように見えたが、これがシミュレーションを取られ、前半32分と合わせ2枚目のイエローカードとなって退場となった。

 大迫は「タイミング的にPKになるかなと思って飛び込んだ。イエローじゃなくてもいいかなと思った。もうちょっと(相手に)かかりに行っても良かったですね」と退場となったシーンを振り返った。またチャンスを逃したことについては「ああいうのをしっかりと決めたいですね。苦しいときに」と悔やんだが、「ただ今日はチームとして踏ん張ることができた。そこはすごいプラスだと思うし、で次につながるんじゃないかと」と、追い付いて引き分けとしたゲームには満足そうだった。

 W杯の組み合わせ抽選はテレビで見ていたそうで、気になるチームには「レバンドフスキがいるから」とポーランドを挙げた。コロンビアについては「初戦がすべてだと思うんで、そこに本当にトップで持って行ければいいですね」。またセネガルに対しては「身体(能力)が高い選手、日本が一番苦手としているんじゃないですか? そういう国が。だから、いかに組織的にそこを補っていけるかが大事になると思うし、ほんとに意志統一というのが、カギになってくる」とした。本番は6カ月後。「代表とクラブチームでのポジションが違って、難しさはありますけど、もっとゴールを狙う姿勢を出さなきゃいけないと思いますし、ここで結果を出せればワールドカップでも結果を出せると思うので、1試合、1試合、しっかり積み重ねてやっていきたいです」。

 いまだ勝ち星のないケルンは3分け11敗の勝ち点3で最下位。17位のブレーメンとは8差。

大迫イエロー2枚で退場「PKになるかと飛び込んだ」

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