
日刊鹿島アントラーズニュース
Ads by Google
2017年12月3日日曜日
◆就任1年目で初V、川崎F鬼木監督の野心…バルサ、レアルに勝つ「可能性を五分まで」(ゲキサカ)

[12.2 J1第34節 川崎F5-0大宮 等々力]
就任1年目で川崎フロンターレに悲願の初タイトルをもたらした。5シーズン指揮を執った風間八宏前監督のあとを継ぎ、コーチから昇格した鬼木達監督は「言葉では表せられないほどの喜びがある。やっとフロンターレの歴史というか、時計の針が動き出したのかなと思う」と、クラブが勝ち取った初タイトルの意味を語った。
ついに“シルバーコレクター”を返上した。今季のルヴァン杯を含め、これまで実に8度の準優勝。2度のJ2優勝を除けば、J1ではいまだタイトルを手にしたことがなかった。今季も秋まで4冠の可能性を残しながらACL、天皇杯は準々決勝で敗退し、ルヴァン杯は決勝で敗戦。それでも「大きな敗戦という意味ではACL、ルヴァン杯。ここはすごく大きなものになったと思う」と、敗戦を糧に這い上がってきた。
なぜ“万年2位”から脱却できたのか。記者会見ではその要因を聞かれ、「正直、何で勝ち取ったかというのは自分自身、ハッキリしない部分もある」としたうえで、「敗戦を引きずらない。そういうのがすごく大事なんだなと思った」と、自身の見解を述べた。
「現役時代のときは、負けた次の日とかに笑顔があるとイライラする感じだったけど、こういう立場になると(選手を)笑顔にしてあげたいなと。下を向いてはいけない。笑顔があるところに活気があるんだなと。一回一回、切り替えて次の試合に挑んでくれたことが今日につながったのかなと思う。自分が引きずってないよという姿勢を(選手に)見せるというか、引きずっても何も変わらないので。未来を変えられるのは、そのときの自分たちだけだから」
風間サッカーをベースに攻撃的なスタイルを貫きながらも“鬼木流”を注入した。それは「負けないチームをつくりたい」という鬼木監督の信念でもあった。今季公式戦初戦となった2月22日のACL水原三星戦(等々力)。1-1で迎えた後半27分、最初の交代カードはMF阿部浩之に代えてDF奈良竜樹を投入するというものだった。この交代により、システムも4-4-2から3-6-1に変更。結果は1-1だったが、結果的にACLは2勝4分という粘り強さで水原や広州恒大をおさえ、グループリーグを首位通過した。
「攻撃的なチームという形でスタートした中で、あの試合で最初に交代で入れたのはDFの選手だった。あのとき交代によって負けていたら歯車が狂ったかもしれないが、負けないチームをつくりたいと。あの試合が自分の中でターニングポイントというか、“簡単に負けないよ”という今年に懸ける決意だった」
あらためて当時の意図を説明した指揮官が将来の理想図として思い描くのは、川崎Fのスタイルで世界の強豪と互角に渡り合うことだ。
「このサッカーが世界に通用するものだと信じている。例えばバルセロナやレアル・マドリーのようなチームと10回対戦して、そのうちの1回勝ちを狙うなら、下がってカウンターでも(1回目に勝利が)来るかもしれない。しかし、自分たちでボールを握って攻撃して、そういうサッカーをすることによって、もしかしたら(勝つ)可能性を五分まで持っていけるかもしれない」
来季はACLにも2年連続で出場する。過去最高の8強を超え、アジアの頂点、そしてその先にあるクラブW杯も見据える鬼木監督は「日本サッカーの先頭に立っていければいいなという思いはある」と、大いなる野心も口にした。
(取材・文 西山紘平)
就任1年目で初V、川崎F鬼木監督の野心…バルサ、レアルに勝つ「可能性を五分まで」
Ads by Google
日刊鹿島
- 3
◆京都が鹿島DF須貝英大獲りへ MF米本は完全移籍に移行(スポニチ)2024-12-23
- 7
◆湘南 鹿島MF藤井智也を獲得へ J屈指のスピードスター(スポニチ)2024-12-17
- 36
◆サッカー 鹿島アントラーズが鹿島神宮でシーズンの必勝を祈願(NHK)2025-01-29
- 55
◆鹿島 痛恨3連敗 C大阪に0-1 8位後退(茨城新聞)2025-04-12
- 64
◆鹿島 J1最多タイ25戦連続ホーム不敗 鬼木スタイルで3連勝(スポニチ)2025-03-01
- 90
◆明治安田J1 鹿島 ホーム戦無敗止まる(茨城新聞)2025-04-06
- 97
◆鹿島 史上4クラブ目のホーム年間無敗!鈴木優磨が今季15点目(スポニチ)2024-12-08
過去の記事
- ► 2024 (1133)
- ► 2023 (1261)
- ► 2022 (1152)
- ► 2021 (1136)
- ► 2020 (1404)
- ► 2019 (2168)
- ► 2018 (2557)
-
▼
2017
(2892)
-
▼
12月
(283)
-
▼
12月 03
(22)
- ◆大迫イエロー2枚で退場「PKになるかと飛び込んだ」(ニッカン)
- ◆就任1年目で初V、川崎F鬼木監督の野心…バルサ、レアルに勝つ「可能性を五分まで」(ゲキサカ)
- ◆逆転弾は増田誓志の移籍後初ゴール、悔しいシーズンに「自分の力のなさを痛感した」(ゲキサカ)
- ◆内田篤人が古巣鹿島に復帰か クラブ幹部獲得示唆(ニッカン)
- ◆【動画】「てっぺんに立たないと意味がない」連覇を逃した鹿島、昌子源が明かすジーコとのエピソード(G...
- ◆監督交代など辣腕、“ゴール前差し切り”V逸に鹿島鈴木満強化部長「責任は感じている」(ゲキサカ)
- ◆V逸鹿島、MF遠藤康は声詰まらせる「勝負強さが出せなかった」(ゲキサカ)
- ◆優勝を逃した鹿島MF遠藤康…悔しさをかみしめるも「川崎Fにおめでとうって言いたい」(GOAL)
- ◆後半42分の決定機決められず…鹿島DF山本脩斗「余計に悔しさが増します」(ゲキサカ)
- ◆“痛かった”アクシデント…わずか14分で負傷交代の鹿島DF西「僕の責任」(ゲキサカ)
- ◆鹿島・西大伍、前半の負傷交代に責任感じる「やっぱり僕がいないと厳しい」(GOAL)
- ◆鹿島大岩監督続投へ レアンドロは完全移籍が確実(ニッカン)
- ◆鹿島4度目王手もまさか 大岩監督「僕の経験不足」(ニッカン)
- ◆連覇を逃した鹿島…大岩監督は悔しさを語る「非常によく戦ってくれた」(サッカーキング)
- ◆鹿島、幻の“優勝ゴール” ファウルの判定で得点ならず ドローで無念のV逸(デイリー)
- ◆鹿島 1点遠く連覇夢散…「昌子か植田のどっちか」あいまい判定にも泣く(スポニチ)
- ◆J1連覇を逃した鹿島、主将・昌子は涙止まらず「僕たちの力不足」(サッカーキング)
- ◆「今は何を言っていいか分からない」タイトル逃し号泣の鹿島DF昌子(ゲキサカ)
- ◆鹿島 悪夢のV逸 あと1勝が…あと1点が… 連覇ならず3年ぶり無冠(デイリー)
- ◆鹿島遠かった1点 試合の流れ変わる“幻V決定弾”(ニッカン)
- ◆勝てばVの鹿島、磐田とスコアレスでJ1連覇逃す…得失点差で川崎が初優勝(サッカーキング)
- ◆2017明治安田生命J1リーグ 第34節(オフィシャル)
-
▼
12月 03
(22)
-
▼
12月
(283)
- ► 2016 (2193)
- ► 2015 (1859)
- ► 2014 (2464)