鹿島MF豊川雄太(23)が来年1月からベルギー1部のオイペンでプレーする可能性があることが30日、分かった。完全移籍か、期限付き移籍かの詳細は不明だが、関係者がオイペンとの交渉が進んでいることを示唆した。また、保有権を持つ鹿島は獲得オファーが届けば移籍を容認している。
豊川は13年に鹿島入りし、16年には出場機会を求めてJ2岡山に期限付き移籍し、今季は35試合8得点を記録した。タイミングいい動き出しと突破力、高い得点力が持ち味。オイペンは元フランス代表MFのマケレレ監督(44)が務め、今季は最下位と低迷しているが、後半戦での巻き返しを目指し、補強を進めている。
豊川は成長のため、目標の日本代表入りに向けて海外挑戦の希望を持っていた。ゲントのFW久保裕也(24)、ベベレンのMF森岡亮太(26)らが活躍し、日本代表の扉をこじ開けたベルギー1部で、豊川も輝く。
【鹿島】MF豊川、ベルギー1部に移籍か