元日本代表DF内田篤人(29)がドイツ2部ウニオン・ベルリンから古巣・鹿島に完全移籍することが決まった。ウニオン・ベルリンが2日、公式ツイッターで発表。すでにクラブ間では、移籍金20万ユーロ(約2700万円)で合意していた。鹿島と内田の契約は複数年で、背番号は06~10年まで鹿島でつけ、現在空き番の「2」になる可能性が高い。チーム始動日となる9日から合流する予定。
内田が移籍を決めた理由は2つある。まずはロシアW杯のメンバー入りを実現させるため。ウニオン・ベルリンでは半年でリーグ戦出場は2試合。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)から試合出場を重ねれば、招集リストに入れるとの考えを伝えられており、状況を変える必要があった。そして、昨季無冠に終わった鹿島のタイトル奪取に貢献するため。10年以来、8シーズンぶりに内田がJの舞台で躍動する。
内田篤人が鹿島に完全移籍、W杯メンバー入り&古巣のタイトル奪取目指す