日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年2月23日金曜日

◆【鹿島】金崎2得点で初勝利「おまえがエース」10番打診を快諾、信頼応える2発(報知)






 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第2節 ▽H組 水原1―2鹿島(21日・水原W杯競技場)

 H組の鹿島は敵地で水原三星(韓国)と対戦し、FW金崎夢生(29)が挙げた2点を守り切って、2―1で勝利した。

 勢い余ってゴールネットに顔面から突っ込んだ。後半14分、鹿島FW鈴木が頭で中央に折り返したボール。ゴール前で待ちかまえていたFW金崎が、体を投げ出しながら頭で捉えた。先制点に続く2ゴール目。「(2点とも)良いボールをくれたので」。ネットが絡まって身動きが取れない金崎の元に、仲間が続々と集まってきた。エースの笑顔がはじけた。

 敵地で貴重な勝ち点3を奪った。GKクォン・スンテがPKをストップするなどスーパーセーブを見せ、FW鈴木、MF安部ら若手も躍動した。後半44分に得点を許しても慌てることなく、冷静な試合運びで追加点を許さなかった。

 今季から10番を背負う金崎。年明けにクラブ幹部から「勝利にこだわる姿勢はチームに良い影響をもたらしている。おまえがエースなんだ」と電話口で打診された。「えー…」。照れながらも、快諾した。胃腸炎で開幕前の対外試合2試合を欠場。14日の今季初戦・ACL上海申花戦(1△1)では試合出場が厳しい状況だったが、大岩剛監督(45)は大事な初陣ということもあり、エースをベンチに置いた。

 「90分やれるとは思っていないが、彼の姿勢を信頼している」。指揮官はこの日、満を持して先発のピッチに送り出した。エースはゴールという最高の形で期待に応えた。「相手も相当強かった。その中で勝ち点3が取れたのは大きい。チームとしても初勝利。ここから波に乗っていけたら」。頼れるエースの2発が、昨季無冠の雪辱に燃える鹿島に今季1勝目をもたらした。

【鹿島】金崎2得点で初勝利「おまえがエース」10番打診を快諾、信頼応える2発




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