日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年3月15日木曜日

◆柴崎岳、スーパーゴールのバルセロナ戦を振り返る 「ムカついた」「相手はどこでもよかった」(livedoor NEWS)






13日放送、テレビ朝日「報道ステーション」では、寺川俊平アナウンサーがサッカーのスペイン1部ヘタフェでプレーする柴崎岳(25)を直撃した。

鹿島アントラーズ時代の2016年12月、クラブワールドカップのレアル・マドリー戦で驚異の2ゴールをマークした柴崎。スペイン移籍後も昨年9月、リーガエスパニョーラ・バルセロナ戦でスーパーボレーを決め、スペインの2強を相手にゴールを記録した初の日本人選手となった。

スペイン挑戦から1年が過ぎ、柴崎は「プロに入ってから1番濃かった1年」とコメント。他国以上にレベルの高い環境の中で、「さらにレベルアップできることも実感している」「なるべく長くこのスペインでプレーしたい」と、充実した様子をうかがわせている。

日本人選手が活躍した歴史が少ないスペインにおいて、柴崎は「自分の能力やプレースタイルはあまり大きく変えられない」と主張。「その国に自分をフィットさせることができて、かつ、自分の持っている能力を自然と出すことができるか」がポイントであり、それができれば「どこでも活躍できるんじゃないか」と述べた。

複数のポジションでチームに貢献しようとしている柴崎は、脚光を浴びたバルセロナ戦でもよく走っていたが、本人は「走らされていた」とコメント。「走らされているのは、本当にムカつきました」と明かした。バルセロナの選手たちのことを「うめぇな、コイツら」と見ていたという。

前述のスーパーゴールについては、バルセロナ相手にシュートを打つチャンスは多くないと考え、「打てるときに打っておこう」と、トラップせず積極的にシュートを選んだと振り返る。映像を見ながら「余計な力みもないので、良いシュートだと思った」と満足した。

リーグ開幕から4試合目での得点だけに、「ゴールが欲しかった」という柴崎の感想は「やっと決まったな」。相手がバルセロナだったことも「どこでもよかった」と述べ、「必死なんで」と、とにかく結果を残したかったと明かした。

日本代表は3月の強化試合を経て、5月にワールドカップ(W杯)のメンバーが発表される。半年ぶりの復帰が期待される柴崎だが、3カ月後に迫ったロシアW杯には「もちろん出場したい」としつつ、過剰に意識してはいないようだ。

柴崎は「これまでやって来たことは間違っていないというか、変える必要もないと思いますし、その線とW杯が交われば、そのタイミングなのかな」とコメント。「選手として成長するために毎日過ごすのは変わらずにやっていきたい」と続けた。

この言葉を受け、寺川アナは、柴崎が夢を語らず、「今を大事にして毎日毎日積み重ねていった結果、何か大きな出来事が、線が重なるように訪れる」ことを運命にとらえていると感嘆した。


柴崎岳、スーパーゴールのバルセロナ戦を振り返る 「ムカついた」「相手はどこでもよかった」





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