3日のACL1次リーグ上海申花戦で負傷交代した鹿島のFWペドロ・ジュニオールの状態について、6日、大岩監督が「数週間かかると思う」と明かした。敵地の上海申花戦に先発した31歳は、前半34分に右腹斜筋を痛めてピッチに倒れ込み、同38分にFW金崎と交代していた。
チームはこの日、公式戦3試合ぶりの白星を目指す7日のリーグ湘南戦に向けて調整。3バックの湘南に対するプレスのかけ方など、守備の仕方を実戦練習で再確認した。その直前にはMF小笠原、DF植田、DF犬飼、MF三竿健が集まって話し合いを行うなど、選手内でも自発的に意識を統一しようとする動きが目立った。
31日のリーグ札幌戦、3日のACL上海申花戦とも前半は劣勢に立たされる試合が続いている。いい試合の入りをするためにも守備の統一意識を持つことは重要。FW鈴木は「どこで(プレスに)行くか、しっかり共通認識を持てた」とうなずき、DF植田は「改善しようとしている。チームとしてどうやって最初から入っていくのか、合わせていければいいと思う」と力を込めた。