
日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年5月4日金曜日
◆闘った者だけが体感するバルサ&レアルの“本当の強さ”…柴崎岳「クラブW杯では勇敢に闘えたけど…」(サッカーキング)

たくさんの評論家が、バルセロナとレアル・マドリードの強さを紐解く。それも有益だが、実際にピッチで対戦した選手しかわからない、相手の強さも絶対に存在するものだ。
「違った策を講じなければ――」 柴崎と乾が肌で感じた2強の強さ
5月6日、この2大メガクラブが激突する伝統の一戦“エル・クラシコ”が行われる。シーズン前半の対戦では、当時不調だったクリスティアーノ・ロナウドがチャンスで空振りに終わり、バルセロナが伝統の3トップを応用した4-4-2を展開。攻守両面でハイブリッドな戦いを見せ、チームの新しい可能性を示したバルセロナが、アウェイで0-3の勝利を飾っている。両者のチーム状況を反映したこの結果は、シーズン全体に影響。バルセロナはその後リーガ不敗記録を樹立して、3試合を残し優勝の一歩手前まで来た。レアルもシーズン後半には調子を上げ、UEFAチャンピオンズリーグ最多優勝へ迫る勢いだ。今季も2強の強さ、そしてクラシコが世界のサッカーシーンをリードする試合なのに変わりはない。
その、一言で表現できない2強の強さを、ヘタフェに所属するMF柴崎は、こう語る。
「レアル含めてバルサもそうですが、上位のクラブは、それぞれ独特のスタイルがある。色があって、それは優劣つけられないというか、もともとスタイルが違うので、彼らと対戦する時はいつもと違った策を講じなければならない。もちろんレベルの高い選手を揃えていますし、それぞれに合った対策を考えなければならないのはあります」。
エイバルの乾も同じように、2強と対戦した手応えを聞くと個人の差をあげた。
「どうしても差はある。チーム力の差というか個々の差が一番大きいですね。それはすごく感じるので、自分の『個』の面で見ると(張り合うのは)すごく難しい。なかなか何かを達成できたという試合はないです」。
個々の技術・レベルの高さに加え、自分たちの戦い方を確立している。そして、それを続けてきた歴史。その伝統もチームの強さのひとつだ。それは簡単に追いつけるものではない。
見るものも戦うものも楽しませるバルセロナとレアル・マドリード
それでも、柴崎はクラブW杯でレアル相手にゴールを挙げ、リーガでは移籍後初得点をバルサから奪った。乾が昨シーズン最終節バルサ戦で決めたゴールは、スペイン国内で話題をさらった。すでに彼らは、2強相手に勝負できるところまで登ってきている。
2年前のクラブW杯決勝でのレアル戦を振り返り、柴崎が一番に口にするのは、悔しさだ。
「負けて悔しい思いの方が当時強かったですね。ゴールを決めても、試合に勝てないと全然満足できなかった。勝てるチャンスがあった分、もっと上手くできたという思いもあります。やりきれなさというか、リベンジじゃないですけど『彼らのようなクラブと対戦して次は勝ちたい』『選手としてさらに成長して彼らと対等に戦いたい』と感じた1試合でした」
乾も相手の強さは認めたうえで、勝利の可能性を見出している。
「特にホームのイプルアでチームで戦う時は、ファンの声援もあるし、コートが小さいので自分たちのプレッシングがすごく効果的に出る。今年、レアルともバルサとも試合をしましたが、すごくいいサッカーができていた感触はあります」
すでにバルサとレアルは、届かない世界の巨人ではない。追いつくのは難しくとも、日本人選手にとって2大メガクラブは、全力を尽くして挑戦する意味のある、目標のひとつになった。そして、柴崎と乾の2人から聞かれた共通の言葉は、やはりサッカーをするものにとって一番純粋な気持ちである。
「(クラブW杯決勝は)実際に、レアルの強さをよく知らない分だけ、怖いもの知らずで勇敢に闘えた部分も鹿島アントラーズにはあった。今になってわかる凄さもありますし、やはり勝つのは容易ではないです。でも、脅威というより、そういった舞台で試合できる楽しさの方が勝っていた気がします」(柴崎)
「(2強と)差が縮まったとかは口にできないですけど、とにかく言えるのは毎回楽しいってことしかないですね。やっぱりああいうチームとやれるのは幸せなこと。相手が真剣かどうかもわからないけど、自分たちが必死でやれるのが、すごく楽しいです」(乾)
見るものも、戦うものも楽しませる、極上のサッカー。それがバルセロナとレアル・マドリードであり、伝統の一戦“クラシコ”である。
闘った者だけが体感するバルサ&レアルの“本当の強さ”…柴崎岳「クラブW杯では勇敢に闘えたけど…」

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