日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年7月28日土曜日

◆【G大阪vs鹿島プレビュー】宮本体制初陣のG大阪は守備面の改善を図る…鹿島はエース流出後も攻撃陣が好調を維持(サッカーキング)





■ガンバ大阪 宮本新監督の采配に注目、フレッシュな戦力の台頭にも期待




【プラス材料】
 前節・清水戦の敗戦を受けてレヴィー・クルピ氏から宮本恒靖氏に監督が交代した。昨年よりU-23監督を率いてきた宮本監督は、今年はトップチームのトレーニングも見てきたことから選手の特徴、チーム状況はしっかり把握できている。あとは一枚岩となって戦うのみだ。

 その“宮本ガンバ”の初陣となる今節。注目は清水戦の後半から復帰し、アシストも決めた藤本淳吾だ。コンディション的には万全とは言い難いながらも、持ち前のパスセンス、戦術眼で攻撃を彩る姿はさすがの一言。また、練習試合中に熱中症で倒れ、別調整が続いていた藤春廣輝も戦列に戻る可能性大。宮本監督のもと、経験豊富な選手たちが窮地を救えるのかに注目したい。また“宮本カラー”として、宮本監督がU-23で育てたフレッシュな戦力の台頭も見られそうだ。

【マイナス材料】
「まずは失点しないことを徹底した上でゴールを目指したい」。遠藤保仁が話すプランはまたしても崩れ、前節の清水戦では再び先制点を許した。それでも1失点でとどめていれば逆転の可能性は高まったはずだが、後半も先に失点し、2点のビハインドを背負うことに。となれば、今のG大阪に3点を奪い返すパワーはなく、またしても勝てない流れを覆せなかった。

“守備”は明らかに改善が求められる部分で、宮本監督も就任初日にそこのトレーニングを行ったと聞く。果たして、それが結果に反映されるのか。今節は出場停止明けのファビオが戻ってくるが、彼と三浦弦太の守備のバランスも今のところ良いとは言い難く、チャレンジ&カバーも今ひとつ不安定な状況にある。そこを改善できなければ失点続きの今の流れは止められない。

文:totoONE編集部


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■鹿島アントラーズ エース流出も2試合で8得点と攻撃面は上向き




【プラス材料】
 リーグ戦で2連勝を飾り、勢いに乗る。ベルギー1部セルクル・ブルージュに完全移籍した植田直通に続き、金崎夢生も鳥栖に完全移籍することが発表された。主戦センターバックと、10番を背負うエースの流出で戦力ダウンが懸念されたアウェイ・C大阪戦。鈴木優磨、土居聖真の2トップが仕事を果たし、2人の穴を感じさせない内容で2-0で勝利を挙げた。

 試合中には日本代表でロシアW杯でも活躍した昌子源が左足を痛めて、途中交代するというアクシデントに見舞われたが、代役の町田浩樹が攻守で貢献する働きを見せている。柏戦の6得点と合わせて、2試合で8得点と攻撃面は確実に上向いてきている。下位に低迷するG大阪戦では3連勝を目指す。

【マイナス材料】
 C大阪戦で負傷交代した昌子源は、アウェイ・G大阪戦の出場は難しい状況だという。試合後は松葉杖を使って歩く姿が見られており、最終的には検査結果を待ってからの判断にはなるが、現状では数試合欠場することが見込まれている。

 その場合、代役は町田となる。同戦で昌子がピッチから退いた後に途中出場し、完封勝利に貢献しているが、経験の少なさ、コンビを組む犬飼智也との連係面について不安がないといえばウソになる。昌子がいないからではなく、センターバックにつけを払わすようなミスをしないことは、どの試合でも大事なこと。後ろに負担をかけずに、好調な攻撃陣が先手を取り、試合を優位に進めたいところだ。

文:totoONE編集部

【G大阪vs鹿島プレビュー】宮本体制初陣のG大阪は守備面の改善を図る…鹿島はエース流出後も攻撃陣が好調を維持



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