
日刊鹿島アントラーズニュース
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2018年10月9日火曜日
◆劇的勝利はなぜ生まれたのか? 劣勢を一変させたのは内田篤人の戦術眼!?(サッカーキング)

10月6日、日本テレビは「サッカーアース」を放送。準決勝1stレグが開催されたAFC・チャンピオンズリーグ(ACL)を特集した。
ホームに韓国の水原三星を迎えた鹿島アントラーズは、2分にオウンゴールで失点すると、6分には2点目を献上。開始早々に2点のビハインドを背負ってしまう。それでも、21分にオウンゴールで1点差に詰め寄ると、84分にはセルジーニョの3試合連続ゴールで同点に追いつく。勢いそのままに後半アディショナルタイムへ突入すると終了間際、フリーキックから内田篤人が逆転ゴールを奪い鹿島が勝利を収めた。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3-2 水原三星
【得点者】
2分 0-1 オウンゴール
6分 0-2 デヤン・ダムヤノビッチ(水原)
21分 1-2 オウンゴール
84分 2-2 セルジーニョ(鹿島)
90+3分 3-2 内田篤人(鹿島)
戦況を変えた内田篤人のポジショニング

「水原は勢いがすごくて、前で5人くらいがプレスをかけてくるのは予想外だったと思う。それによってサイドバックが上がれなくなって、中盤でゲームを作れなくなったことが原因だと思いますね」
番組解説を務める都並敏史がそう話すように、スタートから水原がペースを握った。アウェイでも臆することなく高い位置からプレスをかけ続けた。鹿島はリズムをつかめず、試合開始直後から失点を重ねてしまう。
この劣勢を変えたのが内田篤人だった。ハーフウェイラインまでポジションを上げて相手のプレスを分散させた。
「前半の途中から内田選手が上がることで、相手の中盤の選手が釣られていた。鹿島の最終ラインに余裕ができた。サイドバックが高い位置を取ると、相手は引っ張られて中盤もフリーになる、最終ラインもフリーになる。そういう動きができて前半の途中から良くなりました」(都並氏)
後半に入ると、内田を中心に水原ゴールに迫った。中盤でもボールが回り、鹿島が完全にペースを握った。さらに、安西幸輝を途中投入して両サイドから果敢に攻め込むと、セルジーニョのゴールが生まれた。その後も攻めの手を緩めることなく、試合終了までゴールを目指した。すると、アディショナルタイムにはセットプレーのこぼれ球を内田が執念でねじ込み勝ち越しに成功。チーム一丸で死闘を制し、決勝進出へ王手をかけた。

「後半は素晴らしい戦いぶりで大岩監督の采配も当たった。安西は左サイドから切り込み隊長になったし、土居聖真をボランチに置いたり、本当に緻密な作戦で後半をモノにしたと思います。素晴らしかったです」(都並氏)
戦況に応じたポジショニング、勝利を導く決勝弾、過酷なトーナメントを勝ち抜くほどに、“内田篤人”の存在感は増すばかりだ。しかし、油断はできない。相手に2点のアウェイゴールを許した状況で2ndレグに挑まなければならない。まだまだアジア王者へは険しい道のりが待ち構えているが、確かな勢いがあることも事実だ。
「ホームで2失点した以上は勝ちに持っていかないと次につながらないので。鹿島が獲っていないタイトルなので獲りたい。これだけのメンバーが揃っているのでモノにしたい。こういう勢いも大事なので次につなげたい」(内田篤人)
運命の2ndレグは24日。鹿島は引き分け以上で初の決勝戦進出が決定する。
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