日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年2月22日金曜日

◆鹿島加入内定の東京五輪世代FW上田綺世 ストライカーとして参考にする選手は?(FOOTBALLZONE)



上田綺世 Ayase.Ueda


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大学2年生にして2021年からの鹿島加入が内定 最大の武器は「とにかく点を取る」

 J1鹿島アントラーズに2021年からの加入が内定した法政大FW上田綺世が20日、記者会見を行った。大学2年生にしてプロ入りの“予約切符”を手にしたが、最大の武器とするのが高い得点能力とゴールに対する貪欲な姿勢だ。東京オリンピック世代のエース、次世代の日本代表エースとして期待が懸かる逸材がお手本としてきた選手とは――。

 1998年生まれと東京五輪世代の上田は、中学時代は鹿島Jrユースノルテに在籍。鹿島のトップチームでのプレーを夢見ていたが、ユース昇格は叶わなかった。その後、鹿島学園高を経て法政大に進学。1年時から出場機会をつかみ、2年時の昨季はゴールゲッターとして、法政大の42年ぶりとなるインカレ(全日本大学サッカー選手権)優勝の原動力となった。

 法政大の長山一也監督は、上田を「練習試合からとにかくゴールを決める選手」と評する。

「1年生から試合に出ていますが、とにかく点を取る。使わざるを得ない状況を自分から作り出す選手です。彼の特長の一つが得点パターン。ヘディング、右足、左足、ドリブルシュート、ミドルシュートも打てて、いろんな形がある。そして、それ以上に素晴らしいのが吸収力です。アドバイスを自分で落とし込んで、プレーにつなげていきますね」

 上田は2018年、関東大学サッカーリーグ1部で得点ランク4位タイの11ゴールを記録。さらに、数少ない“大学生組”として出場した昨夏のアジア大会では、ラウンド16のマレーシア戦で途中出場から終了間際に決勝ゴールを挙げると、準決勝のUAE戦でも決勝弾をマークするなど6試合で3得点を叩き出し、U-21日本代表の準優勝に大きく貢献した。


「ファルカオ選手は相手の隙をついて点を決める選手。そこに魅力を感じている」

「得点に対する姿勢・嗅覚は負けたくない」と話す上田が参考にしている選手は誰か。20歳のストライカーは、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(ASモナコ)の名前を挙げる。

「ファルカオ選手は決して華やかなプレーではなくて、貪欲に1タッチ、2タッチでゴールを決める。相手の隙をついて点を決める選手。僕はそこに魅力を感じています」

 近年は、巧みなドリブルとシュート力でゴールを量産するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)や、強さと“飛び道具”を兼ね備えたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが世界を席巻してきたが、ファルカオを選ぶところに上田のストライカーとしてのこだわりとプライドが垣間見える。

「今はドリブルができて、強くて速い、シュートも上手い選手が目立ちがち。でも、僕はファルカオ選手のさぼり方だったり、相手のディフェンスから消える動きはFWにとって大事なことだと思っています。ビルドアップに絡む場面はそんなにないんですが、最後のフィニッシュの部分にスッと出てきて、結果を残す。そういう部分に惹かれているので、ファルカオ選手のプレーを見ながら“鋭さ”を磨いていきたいです」

 FW柳沢敦、FW興梠慎三(現・浦和レッズ)、FW大迫勇也(ブレーメン)ら日本代表ストライカーを輩出してきた鹿島が、上田という原石をどのように磨き上げるか、大きな注目が集まる。




◆鹿島加入内定の東京五輪世代FW上田綺世 ストライカーとして参考にする選手は?(FOOTBALLZONE)





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