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J2ツエーゲン金沢のFW垣田裕暉(21)が2日、アウェー・岡山戦(3日・Cスタ)への強行出場に意欲を見せた。開幕戦の敵地・栃木戦(2月24日、0△0)では、左足首を負傷した影響で前半42分に交代したが、2日の練習ではフルメニューをこなした。昨季チーム得点王で新たに10番を背負うストライカーは、試合出場が可能と強調。今季チーム第1号にも闘志を燃やした。
けがの影響は感じさせなかった。垣田は時折笑顔を見せながら、元気にボールを追った。開幕2戦目となる岡山戦に向け「いけます。ガツンとやります」と、試合へ向かう覚悟の強さをアピールした。
開幕戦での様子からは想像できない姿だった。シュートを放った際、相手と交錯して左足首を負傷。しばらくプレーを続けたものの、前半終了間際に交代。試合後は松葉づえをつくほどだった。だがオフ明けの先月27日からは、別メニューながらボールを使ったトレーニングを開始。さらに2日の前日練習ではフルメニューをこなすまでになった。
驚異的な回復力だが、当の垣田自身は「治るのは早いので。けがをしてもやれるタイプなので大丈夫」と頼もしく語った。ただ痛めた左足首よりも「前半で交代した心のけがの方が大きい」という。今季から10番を背負うだけに、大いに責任を感じており「(チームとしても)0で終わるのはよくない。せめて1、2点は取らないと」と真剣なまなざしで話した。
柳下正明監督(59)は「大げさだったんだよね。逆に力が抜けていいんじゃない?」と冗談を交えながらも「大丈夫です」とゴーサインを出した。まだ今季の公式戦でのゴールは生まれていないだけに、垣田は「それ(第1号は自分)くらいの気持ちはある」と意欲。「早く1点ほしいし、それが自分の仕事。こだわりすぎてチームに迷惑をかけるのはよくないが、FWがそこを狙わないと怖さがない」と闘志を燃やした。金沢に初勝利をもたらすゴールを決める。(三須 慶太)
◆【金沢】FW垣田裕暉、今季チーム第1号に闘志「ガツンとやります」(報知)