Jリーグサッカーキング2019年4月号【電子書籍】[ Jリーグサッカーキング編集部 ]
◆明治安田生命J1リーグ第2節 名古屋2―0C大阪(2日・パロ瑞穂)
風間八宏監督(57)からの無言のメッセージに応えた。後半23分からピッチに立った名古屋FW赤崎は同34分に左足ループで先制点を挙げると、ロスタイムには今度は右足で2点目。「今日は戦術どうのこうのよりも結果を出したい気持ちだった」。FWジョーに促され、1月に誕生した第2子となる男の子に向けて、ゆりかごダンスとガッツポーズで喜びを表現した。
指揮官は開幕・鳥栖戦で先発させた赤崎を先発から外した。試合後に「エリア内から逃げている」と明かしたが、本人には伝えなかった。筑波大時代に監督と選手として始まった2人の信頼関係。「意味もなく言動をする人じゃない」と赤崎は考え、ゴールに向かっていった。その姿を見た指揮官は「やっとサッカーを思い出してきたね」と笑み。2連勝で首位をキープした。
◆【名古屋】FW赤崎、ゆりかご弾「結果を出したい気持ちだった」(報知)