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[3.5 ACLグループE第1節 鹿島2-1ジョホール]
放ったシュートは両チーム最多の5本。大卒2年目の鹿島アントラーズFW山口一真が今季初先発となったAFCチャンピオンズリーグ初戦で持ち前の積極性を見せた。しかし、試合後は浮かない表情。無得点という結果に向き合い、「もっと進化していかないといけない」と前を見据えた。
リーグ開幕節の大分戦(●1-2)、第2節の川崎F戦(△1-1)ではいずれも後半途中に出番を得ながらもシュート0。強みでもあるカットインを警戒してくる相手に対し、なかなか存在感を発揮することができなかった。
だが、この日はアジアの舞台。スカウティングの厳しさはJクラブほどではなく、持ち前の積極性が光った。それが実を結んだのは前半14分、中央にボールを持ち出してからの右足シュートをGKがファンブル。これを拾ったMFセルジーニョがPKを獲得した。
しかし、このPKをセルジーニョが失敗し、得点にはつながらず。後半にも反対側のゴールに強烈なシュートをお見舞いしたが、これも相手に阻まれた。「シュートまで行けているのでどんどん増やして点を取りたい」。その姿勢は変えるつもりはないが、その姿勢だけで生き残れる世界でもないことを分かっている。
「シュートの精度、パスの精度、得点に常に絡まないといけないし、そういう仕事を求められている。毎試合そういう仕事ができるようにならないといけない」。昨季は公式戦17試合1得点。今季は精度にもフォーカスし、コンスタントな結果を志す。
(取材・文 竹内達也)
◆ようやく見せた積極シュートも…鹿島FW山口一真の課題「得点に常に絡まないと」(ゲキサカ)