日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年5月27日月曜日

◆2019明治安田生命J1リーグ 第13節(オフィシャル)






【エントリーでポイント9倍 5/25 10:00 - 5/29 9:59】鹿島ア...


2019年05月26日(日) 14:03キックオフ 駅前不動産スタジアム
【入場者数】14,130人 【天候】 晴、弱風、 気温31.6度、 湿度23.0% 【ピッチ】全面良芝、乾燥
【主審】松尾 一 【副審】平間 亮 【副審】木川田 博信 【第4の審判員】武田 光晴


明治安田J1 第13節

試合終了間際に痛恨の失点。リーグ戦での連勝は3でストップ

アントラーズは、明治安田J1第13節でサガン鳥栖と対戦した。立ち上がりから激しい球際の攻防がつづき、均衡した試合展開となったが、試合終了間際にカウンターから決勝ゴールを奪われ、0-1とアウェイで敗北を喫した。

▼▼DAZN MATCH HIGHLIGHTS▼▼




4日前のACL山東戦。アントラーズは前半11分にコーナーキックから失点を喫したものの、途中出場の伊藤が68分、70分と立て続けにゴールを奪い、2-1と逆転勝利を収めた。 これでグループステージ突破が決定。ノックアウトステージへと駒を進めた。

勝利の喜びもつかの間、中3日で迎える鳥栖戦への準備を進めた。対戦相手の鳥栖は、シーズン序盤から深刻な不振に陥り、降格圏に低迷。だが、金明輝監督が就任してからはリーグ戦2連勝と調子を上げている。土居は「(鳥栖は)前線に当てながら高さで押し込んでくるチーム。監督、選手、フォーメーションもかわって、連勝もしている。後手にならず、先手先手をとれるかが、ゲームの主導権を握れるかどうかの鍵になってくる」と、立ち上がりの重要性を語った。







そして、迎えた5月26日。キックオフ2時間前に注目の先発メンバーが発表された。GKはクォン スンテ、センターバックはチョンスンヒョン、犬飼がコンビを組み、左サイドバックは安西、右サイドバックにはリーグ開幕戦以来の先発出場となる山本が入った。ボランチは三竿とレオシルバ、サイドハーフは右にレアンドロ、左に白崎。前線は好調の土居とセルジーニョが入った。ベンチには曽ケ端、町田、永木、中村、遠藤、安部、金森が座る。



キックオフの時間が迫るにつれて、背番号12が駅スタへ続々と駆けつけた。ビジタースタンドを埋め尽くすアントラーズファミリーとともに5月のラストゲームを戦う。強い日差しが照りつける昼下がり、14時3分にキックオフのホイッスルが鳴り響いた。

アントラーズは立ち上がりからコンパクトな陣形を保ち、前線からの連動した守備で素早くボール保持者に寄せていく。ボールを奪われたとしても、攻守の切り替えを迅速に行い、カウンター攻撃を阻止していった。









最初の決定機は25分、レアンドロがペナルティエリア手前で倒され、ゴール前で絶好の位置でFKを得る。キッカーのセルジーニョは、壁の下を通すグラウンダーのシュートを放ったが、これは惜しくもわずかにゴールから外れた。





時間の経過とともに、アントラーズが鳥栖を自陣に押し込む展開となる。しかし、鳥栖も粘り強い守備で応戦し、激しい球際の勝負を仕掛けてきた。













均衡した展開のまま前半は終了。0-0でハーフタイムを迎えた。指揮官はロッカールームで「相手の粘り強い守備に注意してボールをキープすること。 ピッチを広く使いながらボールを動かし、相手を走らせよう。 笛が鳴るまで絶対にプレーを止めないこと」と選手たちに改善点を伝えた。均衡を打開すべく、勝利への決意をもって後半へ臨んだ。



しかし、後半に入ると、鳥栖がロングボールを多用してきたことにより、アントラーズの最終ラインが押し下げられ、全体の陣形が間延びしてしまう。すると、鳥栖に立て続けにチャンスをつくられてしまった。





55分にはカウンターから金崎がミドルシュート、58分にはコーナーキックからゴール前で混戦を生み出され、クエンカにシュートを打たれる。どちらも失点に繋がってもおかしくない、決定的なピンチとなったが、アントラーズの守備陣がゴール前で身体を張り、なんとか失点を阻止した。













そんな苦しい展開から脱却すべく、58分に指揮官が動いた。相手のマークに苦しんでいた白崎に代えて、安部を投入する。そして左サイドに入った安部が果敢なドリブル突破で鳥栖の守備陣を揺さぶるも、なかなか決定機までは至らない。



30度を越える気温。そんな真夏日のピッチでも、互いのプライドをかけた球際の激しさは増していく。特に左サイドでは金崎を相手に安西が一歩も譲らない、熱いバトルを繰り広げた。





79分、再び指揮官が動いた。疲労の色が見えたレアンドロに代えて遠藤を投入する。

すると、アントラーズがロングカウンターからチャンスをつくる。84分、右サイドから土居がドリブルで中央へ運び、左サイドへパス。ボールを受けた安部はカットインからミドルシュート。これはGKにパンチングで弾かれるも、こぼれたボールを遠藤が拾い、今度はゴール前へクロス。しかし、これは中央で合わせることが出来ず、そのままゴールラインを割ってしまった。



攻勢を強めたいアントラーズは87分、指揮官が最後の交代カードを切る。土居との交代で金森をピッチへ送った。




しかし、アントラーズを待ち受けていたのはまさかの結末だった。後半アディショナルタイム4分、前がかりになった状況でカウンターを仕掛けられると、ペナルティエリア内に進入した小野のクロスを中央で豊田に合わせられ、ゴールネットを揺らされてしまった。0-1。試合終了間際に痛恨の失点を喫した。

このまま、0-1で試合終了。今季初のリーグ戦4連勝は飾ることは出来なかった。次戦は中5日でG大阪と対戦する。再びアウェイでの戦いだ。国内タイトル奪還に向けて、もう絶対に負けられない。屈辱を胸に刻んで這い上がらくてはならない。次戦では、必ずやこの屈辱を晴らす勝利を。限られた時間で最善の準備を尽くしていく。



【この試合のトピックス】
・山本がリーグ戦開幕節以来となる先発出場



監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
・相手の粘り強い守備に注意してボールをキープすること。
・ピッチを広く使いながらボールを動かし、相手を走らせよう。
・笛が鳴るまで絶対にプレーを止めないこと。

サガン鳥栖:金 明輝
・自分たちのミスから相手にチャンスを与えているので注意すること。
・パスならパス、クリアならクリア、もっとはっきりさせること。
・走り切って必ず勝とう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:大岩 剛
この暑さの中で、選手たちも非常によく戦ってくれた。ただ、自分たちが最後に非常に受け入れられない失点をしてしまったというところは、しっかり改善して、前進していきたい。

Q.相手のプレスもあり、うまくビルドアップができない状況が続いたが、そこの部分はどう捉えているか?

A.うまく出来なかったというよりも、出来なくしてしまった。自分たちの立ち位置やボールのコントロール、ボールを動かす技術の部分を自分たちで難しくしてしまった。相手のプレスに、自分たちからハマっていってしまった。そこは改善点だと思う。

サガン鳥栖:金 明輝
3連勝をかけてのゲームだった。アントラーズも3連勝をしてきている中で、難しいゲームになることは予想していたが、守備からしっかりやるというところには変わりなかった。自分たちの良さは、前線のストロングポイントを使いながらセカンドボールを拾ったり、粘り強い守備からの攻撃である。今日は、前面にそれを出すことができた。


選手コメント

[試合後]

【犬飼 智也】
(失点シーンでは)小野選手が抜けてきているのは分かっていた。もう少し寄せるか、コースに入るかしなければいけなかった。映像を確認して修正していく。相手は勢いよく来ていて戦っていたので、あのような姿勢に負けないぐらい自分たちもやらないと、今日のような結果になってしまう。もっと、自分たちからアグレッシブにやらなければならないと思う。

【土居 聖真】
良くも悪くも相手に合わせてしまったと思う。それだと難しい試合になってしまう。90分間頑張っていたのに、最後にやられてしまったのはもったいなかった。チームとして止めないといけないところだった。

【山本 脩斗】
負けてしまったので、悔しい。CFに蹴って、そのこぼれ球を拾うというところが、相手のストロングポイントだったと思う。そこは分かっていたし、しっかりケアしながらやっていた。しかし、最後のところで失点してしまったので、課題の残る試合となった。

【白崎 凌兵】
自分たちも前から行こうとはするが、すぐに蹴られてしまう展開だった。相手はセカンドボールを拾うことに集中していて、相手の出足が一歩早く、セカンドボールを拾われてしまった。ボールが頭の上を通過する展開が長く、個人的にはリズムに乗りづらかった。

【安西 幸輝】
うまく相手にやられた。まずは失点しないことを優先にやっていたが、セカンドボールを拾われる回数が多かった。そこはしっかりやらなければいけなかったと思う。どのようにボールを展開していくかというところも大事になってくると感じた。


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