日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年5月20日月曜日

◆香港で「サッカーセブンズ」開幕 鹿島アントラーズ、在港日本人児童との交流も(香港経済新聞)






17日に香港で開幕したサッカーセブンズ


二十冠 アジアの頂、世界の壁。鹿島アントラーズ激闘録 [ 田中滋 ]


 香港の初夏の恒例スポーツイベント「HKFC CITI SOCCER SEVENS 2019(サッカーセブンズ)」が5月17日、開幕した。今年は20周年の記念大会で、参加チームは、メイントーナメント16チーム、35歳以上の選手が参加するマスターズトーナメント10チームが参加する。

 メイントーナメントにはイギリスから、今年プレミアリーグ7位に終わったウルヴァーハンプトン・ワンダラーズをはじめ、レスター・シティ、ウェストハム・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッドなどの名門チームが名を連ねる。日本からは鹿島アントラーズが2016年から4大会連続で出場。今年も昨年同様、プロ選手とユースチームの混合チームで大会に挑む。ユースチームの中でもレギュラーとして活躍している選手が多く、中にはU17日本代表に選出されている選手も含まれ、グループリーグはイギリスの強豪のニューカッスル・ユナイテッドやブライトンと同じグループではあるが、決勝リーグ進出への期待は大きい。

 トップチームのプロ選手で今大会に出場する有馬幸太郎選手は「2016年にサッカーセブンスに出場して、自分の力を出し切れなかった記憶がある。チームの勝利のために最大限プレーしたい」と意気込みを見せる。同チームのコーチで日本代表や鹿島アントラーズでも活躍した柳沢敦さんは「僕自身は初めての大会になるが、香港に住んでいる日本人の方とも交流を深めながら、7人制サッカーをプレーできることを楽しみたい。日本人らしいサッカー、アントラーズらしい諦めない勝負にこだわるサッカーで戦いに臨みたい」と話す。

 大会に先立ち、5月16日には香港在住の日本人小学生を対象にサッカークリニックがHKFCで開催された。大会に臨むアントラーズの選手団と小学生40人が参加し、約2時間、ミニゲームなどで交流を楽しんだ。クリニックに参加した小学生たちからは「プロの選手のサインがもらえてうれしかった」「将来はプロサッカー選手になりたい」との声も上がっていた。

 大会は、5月17日18時にマスターズリーグが開幕し、18日午前よりメイントーナメントを行う。会場はハッピーバレー(●馬地)のHong Kong Football Club(3 Sports Road, Happy Valley, Hong Kong)。

 チケットは大人、1日券=160香港ドル、2日間通し券が=300香港ドル。16歳以下の子どもは無料。17日のマスターズトーナメント試合も無料で観戦できる。チケットはticketflapでオンライン販売する。

●=足へんに包


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