日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年5月23日木曜日

◆GL突破の鹿島、“vs広島3連戦”に「全部勝てるように」「手の内は分かっている」(ゲキサカ)






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[5.22 ACLグループリーグ第6節 鹿島2-1山東魯能 カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でグループリーグ突破を決めた鹿島アントラーズは決勝トーナメント1回戦でサンフレッチェ広島と対戦することが決まった。ホームでの第1戦を6月18日、敵地での第2戦を同25日に控えるが、同じカードのリーグ第17節も同30日に開催。“異例の3連戦”について、鹿島の選手たちはそれぞれの意気込みを述べた。

 鹿島は前節終了時点でグループリーグ1位通過の可能性が消滅しており、最終節ではE組2位の座をかけて山東魯能戦をホームに迎え撃った。引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる中、1点ビハインドからFW伊藤翔が2得点をマーク。自力で16強入りを決め、F組1位の広島が待つ決勝トーナメント1回戦に歩みを進めた。

 多くの選手たちはこの試合に集中しており、6月のスケジュールまでは知らなかった模様。足がつるまで奮闘していたDF町田浩樹は試合後、「日本のチームなので負けられない気持ちはあるし、しっかり叩きたい。ACLを取るのはシーズン前から言っていたので、相手がどこであれ負けられない」と決意を語った。

 また、DF山本脩斗は報道陣からリーグ戦との連戦を伝えられると「違う大会にはなるが、まず最初に勝つことが大事」と初戦の重要性を指摘。「お互いにリーグでやっているし、手の内やストロングポイントは分かっているので、その中でどう戦うか。アウェーとホームがあるので、チームとしてやるべきことを詰めていく」と先を見据えた。

 MF土居聖真は広島との対戦について自ら「3連戦ということで…」と切り出し、すでに日程を把握していた模様。「リーグ戦もACLも、そこで負けたらガクッとくる可能性もあるので、3試合全部勝てるように良い準備をして戦いたい」と必勝を誓い、「次の鳥栖戦に向けて間が短いのでしっかり準備できれば」とリーグ次節に目を向けた。

(取材・文 竹内達也)




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