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法大サッカー部の長山一也監督(37)が25日、南米選手権で全3試合に出場した日本代表FW上田綺世(20)を称賛した。
初戦・チリ戦で先発してA代表デビュー。3試合を通して相手DFの裏を突いて決定機を連発したが、無得点に終わった。エクアドル戦は自宅で観戦した長山監督は「動き出しはパーフェクト。十分、世界に通用した。決められなかったことは次に乗り越える壁として、フィニッシュの精度を磨いてほしい」と期待した。
今大会はMF久保のパスに何度も抜け出した。「綺世がいいタイミングで動き出したから、久保くんもパスを出しやすかったと思う」と同監督。東京五輪の本番にむけて「意思の疎通がしっかりできてた。五輪でも最高のホットラインになると思う」と太鼓判を押した。
3年前の夏。法大の練習に参加した鹿島学園3年(当時)の上田の高いヘディング技術に驚き、すぐに入部を打診した。入学前の2~4月の練習試合では約20戦で20点以上決め、「毎試合、点を取っててズバ抜けてました」と笑う。
ポストプレーや裏への抜け出しも器用にこなし、東京五輪世代の代表で22試合15得点でA代表初選出。長山監督は「抜け出しは柳沢(敦)選手、ポストプレーは大迫(勇也)選手ばり。内転筋は外国人並みに強くてシュートは強烈です」。万能型の教え子に伸びしろしか感じない。(星野 浩司)
◆長山 一也(ながやま・かずや)1982年4月1日、鹿児島・南さつま市生まれ。37歳。山梨・帝京三高卒。法大では水沼貴史氏(当時コーチ)の指導を受け、ボランチで活躍。静岡FC、アローズ北陸を経て2008年にJ2富山入団。10年限りで現役引退。翌年から富山のコーチを務め、14年に法大監督に就任。J2通算84試合1得点。165センチ、64キロ。
◆南米選手権全3試合出場の上田綺世を法大・長山監督が称賛「久保と最高のホットライン」(報知)