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南米選手権の日本代表で、2021年の鹿島加入が内定しているFW上田綺世(あやせ、20)=法大=が今夏に大学のサッカー部を退部し、在学中に公式戦でプレー可能な特別指定選手として承認されているJ1鹿島でのプレーに専念することが23日、分かった。東京五輪でエースとして期待される点取り屋が、ちょうど1年後に迫った大舞台を見据えて決断を下した。
大学関係者によると、退部はするが、大学には引き続き籍を置く方向で調整しているという。すでに鹿島側にも意思を伝え、細部の交渉を経て近日中にも契約が成立するもようだ。2月に鹿島の特別指定選手として承認されたが、ここまでは大学サッカー部での活動を優先していたため、鹿島で公式戦のピッチには立てていなかった。
上田は6月の南米選手権で大学生では9年半ぶりとなるA代表に選出された。全3試合に出場するなど森保一監督(50)の期待も高かったが、結果は無得点。スポーツ報知のインタビューで「決定機で引き出しが少なかった。僕の今の経験値と実力ではあれが関の山。あのレベルにもう一回戻ってトライしたい」と課題を口にしていた。
昨季アジア王者の鹿島は今季のACLでも8強入りしており、登録メンバーに入れば“対世界”の経験を積むことも可能だ。1試合消化が少ないながらリーグ2位の34得点を誇る鹿島の強力攻撃陣に割って入り、大舞台に向けてさらなる成長を目指す。
◆上田 綺世(うえだ・あやせ)1998年8月25日、茨城・水戸市生まれ。20歳。鹿島ジュニアユースノルテ、鹿島学園を経て2017年に法大入学。同年、アンダー世代の日本代表に初招集。今年2月、21年シーズンからの鹿島加入が内定し、特別指定選手に承認。生まれた日に大洪水に見舞われ、「綺麗な世界」を願う父親に命名された。182センチ、76キロ。右利き。
◆法大FW上田、五輪へ前倒し鹿島入り…退部も大学の籍は残す(報知)