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鹿島にとっては小さくない痛手に
鹿島で異彩を放ったレフティーは、今冬に新天地を求めるようだ。
現地時間1月7日、ブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマの情報を発信しているポータルサイト『NetVasco』は、鹿島アントラーズに所属するセルジーニョの中国移籍が目前に迫っていると報じた。
現在24歳のセルジーニョは、2018年7月に鹿島へ入団すると、公式戦17試合で5得点の成績を収め、クラブ史上初のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献。完全なるレギュラーに定着した昨シーズンは、J1ではチームトップの12ゴールをマークし、優勝争いを演じたチームでMVP級の働きぶりを見せた。
そんなブラジル人FWの去就について伝えた『NetVasco』は、代理人を務める父親のセルジオ・ソレール氏が「本当はヴァスコに移籍したかったが、正式なオファーがなかった。だから、彼は中国に移籍する」と明言したと報道。18日に中国でメディカルチェックを済ませた後に、移籍先が明らかになるという。
今シーズンからアントニオ・カルロス・ザーゴ氏を新監督に招聘し、4年ぶりのリーグタイトル奪還に向け、着々と準備を進めている鹿島。そのなかで、複数の攻撃的ポジションを担うマルチな点取り屋の退団が決定となれば、小さくない痛手となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
◆セルジーニョ、鹿島退団濃厚に! 代理人を務める父親が中国移籍を明言「本当はブラジルでやりたかった…」(サッカーダイジェスト)