上沼恵美子のおしゃべりクッキング 2020年 04月号 [雑誌]
何か新しいことをやってみたくなるこの季節。「スポーツ報知」では「春だ〇〇しよう」と題して様々なチャレンジ企画を紹介していく。初回は料理編。J2ヴァンフォーレ甲府の料理男子・GK小泉勇人(24)が、普段学校の部活動などで忙しくなかなか料理をする時間のない男子・女子たちが挑戦できるような“カンタン料理”を作ってくれた。(構成・古川 浩司)
作り置きも含め、およそ1時間で食卓にはおいしそうな匂いを漂わせた料理が並んだ。小泉が本格的に料理を始めたのは約1年前。「出かけるよりも作った方がコスト的にも栄養的にもいいので。作りはじめたら意外とはまって」。細かいことは気にせず「目分量(笑い)」で進めていくことが多いという。
「基本的にタンパク質が豊富なアスパラガス、ブロッコリー、アボカドは食べるようにしています」と説明。作りすぎた場合は、翌日などに取っておく。「夕飯は300円から500円くらいで作るようにしています」と明かした。
「僕も料理は絶対できないと思っていました。でも、やってみたら意外とできるもんだし、何事も始めてみないと分からないと思います。最初の一歩を踏み出してみるというのが重要かなと。やってみて作れるようになれば楽しくなるんじゃないでしょうか」と“カンタン料理”を勧めた。
小泉は毎日自炊して、自身のインスタグラムでも料理を紹介している。今回は、練習後に自宅を訪れ、腕をふるってもらった。
《1》ささみのネギ塩ダレサラダ
小泉「ささみは脂肪分が少ないのでおすすめです」
《2》サバみそとキノコの炊き込みご飯
小泉「簡単に作れますし、青魚には(必須脂肪酸の一種の)EPAも含まれているので。サバみその缶詰は汁ごと入れます。麺つゆは足りない(薄い)ようなら後で足します」
《3》エリンギとアスパラガスのバターしょうゆ焼き
小泉「焼いてしょうゆを垂らすだけなので簡単です」
《4》みそ汁
小泉「みそは薄かったら足す。だいたい作っていけば分かっていきます。タンパク質を多く取りたいので、豆腐とかを多めに入れています」
●その他
☆ナスのポン酢しょうゆ(ポン酢、しょうゆ、ごま油をそれぞれ適量加え、適当な大きさに切ってレンジで温める)
☆ネバネバ納豆(めかぶとオクラ入り)
☆アボカド(ごま油、にんにくすり下ろし、ポン酢、鶏ガラスープの素、砂糖をそれぞれ適量加えたもの)
☆カボチャの煮物
☆キムチ冷ややっこ
☆豚の角煮と大根の煮物
◆小泉 勇人(こいずみ・ゆうと)1995年9月14日、茨城県生まれ。24歳。鹿島ユースから2014年にトップ昇格。水戸、盛岡、群馬を経て、昨季途中から甲府に在籍。J3通算13試合0得点。左利き。192センチ、83キロ。