日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2020年4月22日水曜日

◆鹿島アントラーズ、歴代最強外国籍選手5人。神様ジーコに続く、常勝軍団を作り上げたブラジル人たち(フットボールチャンネル)






【中古】小物(キャラクター) レオナルド・ウォッチ あぶらとり紙 「血界戦線」【...


1993年に開幕したJリーグは、今年で28年目を迎えた。その間、世界的なスター選手や素晴らしい素質を持った外国籍選手たちが活躍している。今回、フットボールチャンネルでは、鹿島アントラーズで活躍した外国籍選手を5人紹介する。




優勝請負人





ビスマルク(ブラジル代表)
生年月日:1969年9月17日
在籍期間:1997年~2001年
J1通算成績:137試合出場/33得点


 ヴェルディ川崎では1993年のリーグ初年度から連覇に導き、2年連続のベストイレブンに選出。3年半で5つのタイトルをクラブにもたらしたビスマルクは、97年に鹿島にやってきた。

 ジーコがつけていた10番を受け継いだビスマルクは、1年目から自身3度目のベストイレブンに輝き、チームは2冠を獲得した。98年のジュビロ磐田とのチャンピオンシップ第2戦では先制ゴールをアシストすると、直接FKを決めてリードを2点に広げた。これを守った鹿島は2年ぶり2度目の年間王者に輝いている。

 敬虔なクリスチャンであるビスマルクが行うゴールセレブレーションは、当時の子どもたちの間で大流行。右足から繰り出される正確無比なキックで幾度となくチームを勝利に導いた。2000年にはJリーグ初の国内3冠を達成。5年間で7つのタイトル獲得に貢献したビスマルクは優勝請負人と呼ばれた。

●1998年の基本先発メンバー

▽GK
28高桑大二朗

▽DF
22名良橋晃
3秋田豊
5内藤就行
7相馬直樹

▽MF
8マジーニョ
4奥野僚右
6本田泰人
10ビスマルク

▽FW
13柳沢敦
11長谷川祥之




友達なら当たり前





アルシンド(ブラジル代表)
生年月日:1967年10月21日
在籍期間:1993年~94年
Jリーグ通算成績:71試合出場/50得点


 フラメンゴでチームメイトだったジーコに乞われる形で、Jリーグ開幕を控える1993年に鹿島にやってきた。

 スピードとパワーを兼ね備えたストライカーはゴールを量産し、サントリー(第1)シリーズ優勝の原動力となった。頭のトップが薄く、襟足を肩まで伸ばした独特のヘアースタイルも注目を集め、当時のテレビコマーシャルに出演してお茶の間の人気者となった。

 93年は22得点、94年は28得点を挙げたが、2年で鹿島を退団。その後はヴェルディ川崎でもプレーしている。2012年には息子のイゴールが鹿島に加入し、親子2代での鹿島所属が実現したが、2試合の出場に終わった息子は1年で退団した。

●1993年の基本先発メンバー

▽GK
古川昌明

▽DF
秋田豊
杉山誠
大野俊三
賀谷英司

▽MF
本田泰人
サントス
ジーコ
黒崎比差支

▽FW
アルシンド
長谷川祥之




最強ストライカー





マルキーニョス(ブラジル出身)
生年月日:1976年3月23日
在籍期間:2007年~2010年
J1通算成績:119試合出場/59得点


 東京ヴェルディ、清水エスパルスなどを渡り歩いたマルキーニョスは、2007年に鹿島に加入した。オズワルド・オリベイラが監督に就任したチームは開幕から出遅れたが、9連勝フィニッシュで奇跡の逆転優勝を達成。2トップの一角を務めたマルキーニョスは、自己最多の14得点をマークした。

 08年、チームは開幕から白星を重ねてリーグ連覇を達成した。マルキーニョスは21ゴールを挙げ、得点王、ベストイレブン、最優秀選手賞の個人3冠に輝いている。前人未到の3連覇を成し遂げた09年は13得点を挙げ、11得点を挙げた10年限りで鹿島を退団。その後は横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸でもプレーしている。

 外国籍選手としては歴代最多、全体でも5位となるJリーグ通算152得点、9度の2ケタ得点をマークしたマルキーニョス。鹿島では田代有三や興梠慎三、高校を卒業したばかりの大迫勇也ともコンビを組み、自ら得点を狙うだけでなく周りを活かす献身的なプレーが印象的だった。

●2008年の基本先発メンバー

▽GK
21曽ヶ端準

▽DF
2内田篤人
3岩政大樹
4大岩剛
7新井場徹

▽MF
15青木剛
40小笠原満
8野沢拓也
10本山雅志

▽FW
18マルキーニョス
13興梠慎三



貴公子





レオナルド(ブラジル代表)
生年月日:1969年9月5日
在籍期間: 1994年夏~1996年夏
J1通算成績:49試合出場/30得点


 レオナルドはサンパウロでクラブ世界一、ブラジル代表でも1994年のアメリカワールドカップで頂点に立っている。ジーコとフラメンゴでチームメイトだった縁もあり、1994年夏に鹿島に加入した。

 リフティングゴールはJリーグ史に語り継がれるゴールになるだろう。最初のタッチからシュートまで一度も地面に落とさずに相手DFをかわし、5回目のタッチで鮮やかにボレーシュートをゴールに突き刺した。

 96年夏、パリ・サンジェルマンからオファーを受けて移籍を決断。鹿島の在籍は2年間だったが、華麗なプレーに加えて端正なルックスは、サポーターの記憶に深く刻まれている。

●1995年の基本先発メンバー

▽GK
佐藤洋平

▽DF
奥野僚右
秋田豊
内藤就行
相馬直樹

▽MF
本田泰人
ジョルジーニョ
サントス
レオナルド

▽FW
長谷川祥之
黒崎比差支




世界一の右SB





ジョルジーニョ(ブラジル代表)
生年月日:1964年8月17日
在籍期間:1995年夏~1998年
J1通算成績:103試合出場/17得点


 フラメンゴからドイツに渡り、レバークーゼンとバイエルン・ミュンヘンでプレー。ワールドカップにはイタリア大会から2大会連続で出場し、94年のアメリカ大会ではブラジル代表の優勝に貢献している。

 鹿島に加入したのは95年、現役バリバリのブラジル代表がJリーグにやってきた。ブラジル代表では右サイドバックでプレーすることが多かったが、鹿島ではボランチが定位置だった。キックの精度が高く、クロスやロングフィードからチャンスを生み出した。

 所属した4年間で4つのタイトル獲得に貢献。初のリーグ優勝を成し遂げた96年には、年間最優秀選手賞とベストイレブンに選ばれた。12年には監督として鹿島に戻ってきたが、リーグ戦は11位に終わり、1年で退任している。

●1996年の基本先発メンバー

▽GK
古川昌明

▽DF
奥野僚右
秋田豊
内藤就行
相馬直樹

▽MF
本田泰人
ジョルジーニョ
サントス
増田忠俊

▽FW
長谷川祥之
マジーニョ

【了】




◆鹿島アントラーズ、歴代最強外国籍選手5人。神様ジーコに続く、常勝軍団を作り上げたブラジル人たち(フットボールチャンネル)


Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事