【中古】鹿島アントラーズあるある / 藤江直人
[7.22 J1第6節 湘南1-0鹿島 BMWス]
前節の横浜FM戦(○4-2)で開幕からの連敗を4で止めた鹿島アントラーズだが、今季4度目の無得点に終わり、今季5敗目を喫した。
前半は5バック気味に守備を固める湘南を攻めあぐね、1点ビハインドの終盤は猛攻に出たが、相手の体を張ったディフェンスに跳ね返された。ザーゴ監督は「予想どおりの試合展開だった。1つのチームが攻撃をして、1つのチームが守備をする」と指摘。「点を取るチャンスはあったが、それを決められなかったためにセットプレーで失点し、その後も決めることができなかった」と悔やんだ。
選手の受け止め方も厳しい。古巣相手に今季初先発となったDF杉岡大暉は「最後の精度も組み立てもまだまだ。意図的に崩せている場面はあまりなかった」と振り返り、MF永木亮太は「ボールは保持していたけど、自分たちの目指しているサッカーはできなかった」と険しい表情だった。
横浜FM戦からは先発4人を変更。DF永戸勝也に代わって杉岡、MF三竿健斗に代わって永木が先発し、攻撃陣もMFファン・アラーノとMF遠藤康に代わってMF土居聖真とMF白崎凌兵が先発した。
ザーゴ監督は「前節でファン・アラーノが痛みを感じたり、三竿が張りがあるということで交代を申し出たりしていた。遠藤は私の考えではまだ連戦ができる状態ではない」と説明。「白崎や土居は良かったと思うし、彼らが状態を戻せばチームの選択肢も増えてくる。やっていることは間違っていないと思うので、しっかり取り組み続けて、結果に結び付けていきたい」と強調した。
◆湘南の堅守崩せず今季5敗目…鹿島ザーゴ監督「やっていることは間違ってない」(ゲキサカ)