U―19日本代表の代表候補合宿2日目が26日、千葉県内で行われた。
この日の練習では、今夏に現役を引退し、日本サッカー協会のロールモデルコーチに就任した内田篤人氏がミニゲームに飛び入り参加する場面があった。
「白弱いな!」「赤狭いよ!」「ナイストライ!」などと声を出しながら赤白の2チームに分かれたミニゲームを見守っていた内田コーチは、影山雅永監督の指示を受け、終盤にフリーマンとして参加。「俺が決めたら2点な」と選手に声をかけつつ緑色のビブスを着用し、的確なコーチングや広い視野でのパス回しで練習を盛り上げた。
合宿は28日まで行われ、来年のU―20W杯(インドネシア)に向けた強化を図る。影山監督は「(前回の合宿から)テーマは変えないが、もう1つ進もうと。テーマを重複させて新しいメンバーに理解して貰いつつ、共通理解を深めたい。目に見えるか見えないかの進歩しかつけられないが、みんなとしっかり情報を共有していきたい」と話し、湘南から参加したMF田中聡は「ここに来ている選手はみんな自分より攻撃のところで(力が)ある。参考にしつつ、自分もそこに入っていけるようにしたい」と意気込みを語った。
◆内田篤人コーチ「俺が決めたら2点な」 U―19代表候補合宿でミニゲーム飛び入り参加(報知)