鹿島アントラーズMF小泉慶(25)が7日、オンライン取材に応じ、柏レイソル時代に指導を受けた横浜FC下平隆宏監督(48)の印象を明かした。
18年にアルビレックス新潟から柏に移籍。当時監督を務めていたのが、現在横浜FCの指揮をとる下平氏だった。
8月の横浜FC戦に先発出場していた小泉は、対戦時の印象を「しっかりとビルドアップしてくるし、1人1人がボールを怖がらずに受ける印象がある。セカンドボールや1対1の部分もみんな頑張る。僕がレイソルのときは(ポジションは)ボランチだったけど、ビルドアップも球際もしつこく言われていた。チームが変わっても、しもさんの色はあると思ってやっていた」と振り返った。
下平氏がチームを去った19年シーズンはなかなか出番を得られず、同年夏に鹿島に移籍した。本職はボランチだが、右サイドバックもこなすユーティリティーさで、けが人が続出して苦しむチームを支えた。
今季も離脱中のDF広瀬に代わって右サイドバックでの出場が多いが、積極的な攻撃参加で得点を演出している。ただ、チームは2連敗中。小泉は「うちが勝っているときは、球際やセカンドボール、1対1を激しくできているとき。もう1回初心に戻ってやれたら」と足元を見つめ直した。
◆鹿島小泉「しもさんの色ある」横浜FC戦へ原点回帰(ニッカン)