[10.7 ルヴァン杯準決勝 川崎F 0-2 FC東京 等々力]
ルヴァン杯は7日に準々決勝を行い、等々力陸上競技場では川崎フロンターレとFC東京が対戦した。FWレアンドロが前半14分、後半17分にゴールを記録。一発勝負の“多摩川クラシコ”はFC東京が昨季王者を2-0で退け、11シーズンぶりとなるファイナル進出を決めた。
ホームの川崎Fは3日に行われたJ1第20節C大阪戦(○3-1)から1人を入れ替え、FWレアンドロ・ダミアンが先発入り。対するFC東京は主力選手を温存した4日の湘南戦(○1-0)からFWディエゴ・オリヴェイラを除く10人を変更し、GK林彰洋、DF森重真人ら主力がスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]
先手を取ったのはFC東京だった。前半13分にFW永井謙佑が倒され、ペナルティエリア左でFKのチャンスを獲得。キッカーのレアンドロが右足で直接狙ったキックはゴールに向かい、GKチョン・ソンリョンの右手を弾いてネットを揺らした。
0-1で折り返した川崎Fはハーフタイム明けに2枚替え。MF三笘薫とMF大島僚太を投入し、攻撃を活性化させる。FC東京も後半10分、DF中村拓海を下げてDF中村帆高を投入し、大卒ルーキーの三笘と中村帆がマッチアップ。川崎Fは三笘のドリブル突破からチャンスを広げたが、FC東京がワンチャンスを仕留めた。
後半17分、GK林彰洋のゴールキックからカウンターを発動。MF三田啓貴がスルーパスを通し、走り込んだ永井がPA左から折り返すと、レアンドロが右足で押し込んだ。2点ビハインドとなった川崎Fは後半20分、FW小林悠とFW旗手怜央を投入。後半24分には三笘のパスを受けた大島がミドルシュートを打ったが、惜しくも左ポストを叩いた。
前回王者の川崎Fは堅守に跳ね返され、最後までゴールをこじ開けられず、準決勝で敗退。FC東京が2-0で逃げ切り、11シーズンぶりとなるルヴァン杯決勝進出を決めた。決勝は11月7日に国立競技場で開催され、FC東京は柏レイソルと対戦する。
◆川崎Fのルヴァン杯連覇潰える…FC東京、王者退け11シーズンぶり決勝進出!!(ゲキサカ)