日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年11月22日日曜日

◆【鹿島】不敗神話継続の今季16点目!エヴェラウドが絶妙アシストの同郷MFに「唯一お願いしたこと」とは?(サッカーダイジェスト)






得点を決めた試合では11勝3分


[J1リーグ28節]仙台1-3鹿島/11月21日(土)/ユアスタ

  鹿島アントラーズはベガルタ仙台とアウェーで戦い、後半に奪った3点で勝利。待望の先制点をもたらしたのは、自身が得点を決めた試合では11勝3分と、不敗神話を「14」に伸ばしたブラジル人ストライカーだった。

 試合開始から押し込みながら、相手GKヤクブ・スウォビィクのスーパーセーブにも阻まれ、ゴールを奪えなかった前半。それでも47分、後半のファーストチャンスで均衡が崩れる。

 レオ・シルバからボールを受けたファン・アラーノが右サイドからダイレクトでクロス、これをエヴェラウドが走り込みながらしっかりと頭で当て、ゴールに流し込んだ。鹿島1年目の29歳はこれが今季16点目となった。

 ようやく得点で生まれ勢いに乗った鹿島は、そこから攻撃陣が躍動し、57分にJ・アラーノ、62分にカウンターから上田綺世が一気阿世にそれぞれ追加点。その後76分に長沢駿に1点を返されたものの、結果3-1で2試合ぶりの白星を飾った。

 試合後、勝利の立役者となったエヴェラウドは「ファン選手からいいクロスが来て、タイミングが合ったので、ゴールに結びつけることができた」とゴールシーンを回想。また、そんな絶妙なアシストを披露した同郷のJ・アラーノとは「唯一彼にお願いしたこと」として、次のようなやり取りを明かしている。

「深い位置に入ったときは、できるだけクロスをワンタッチで上げてほしいということ。そこでコントロールされると、間を変えないといけないし、ステップを踏み直さなければいけない。ダイレクトで上げてくれた方がやりやすいので、その要望だけは出した」

 そして最後は、残り4戦全てホームゲームでの戦いに向け、こう意気込みを伝えた。

「僕らは4戦ホームでやれるというアドバンテージはしっかりと活用しないといけない。あんまり他チームのことを意識するよりは、自分たちがこの4試合をどう勝ち抜くか。上位との直接対決もあるが、相手どうこうよりは自分たちとがまずやるべきことをやるということ」

 アジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)出場権獲得に向け、残り4試合カシマスタジアムでしびれる試合が続くなかで、背番号9の活躍は必要不可欠だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




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