鹿島アントラーズに所属するFW上田綺世が29日に行われた浦和戦を振り返った。
鹿島は明治安田生命J1リーグ第30節で浦和レッズと対戦。先発出場した上田は11分で鹿島に先制点をもたらすと、後半には強烈ミドルで追加点。鹿島は熾烈極める終盤戦で上田の活躍もあり4-0で勝利した。
ゴールという目に見える形で貢献した上田は試合後インタビューに応じ、先制点について「エヴェラウドがカットインするのはわかっていましたし、そのタイミングで上手く中で駆け引きできたし、良いボールが上がってきて点で合わせるだけだったのでそれができて良かったです。相手の目線を常に意識したりディフェンスラインの配置を見てプレーしているので自分のマークの選手が目を離した瞬間に前に入れたので取れたゴールかなと思います」と振り返った。
また、チームを楽にする追加点については「ディフェンスラインが下がっている感覚がありましたし、前半から背後を狙っていて足元からミドルシュートも狙えることはハーフタイムに考えていたのでそれが上手くたまたまできたシーンかなと思います」とコメント。
そのうえであくまでチームに貢献できたことが嬉しいと語り、気を引き締めている。
「僕が点をとれば試合に勝てるとかはわからないですし個人的に僕が何点取ったかというのはどうでもいいんですけどチームが勝つために点をとるのがフォワードだと思っていますし試合に勝つために必要な点数をとるのがフォワードの仕事でもあると思うのでそれがある程度の試合数全うできているのは嬉しいですけどようやくチャンスもある程度掴めてきて自分なりに引き出しを増やしながらこのチャンスを逃さないようにこの一瞬一瞬戦っていきたいと思います」