日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月1日火曜日

◆【J1採点&寸評】鹿島4-0浦和|2得点の上田、1G1Aのエヴェラウド。MOMに選んだのは…(サッカーダイジェスト)






鹿島――ダブルボランチは及第点以上の評価


[J1第30節]鹿島4-0浦和/11月29日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 7
11分の先制点で流れを引き寄せ、優位にゲームを進めながら後半に3得点。相手を寄せ付けず、盤石の戦いぶりで完勝を収めた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
前半終了間際のピンチでは思い切って前に出て事なきを得る。60分の危ない場面でも果敢なプレーで失点させず。

DF
37 小泉 慶 6.5
上田の先制点につながる中盤での見事なボール奪取。素早い攻守の切り替えなど、エネルギッシュなプレーが光る。

39 犬飼智也 6.5
10分にセットプレーの流れから惜しいシュート。周りをよく見て気の利いたサイドチェンジも。押し込まれる時間帯でも慌てずに対処した。

28 町田浩樹 6
4試合ぶりの出場。試合を通じてリスクマネジメントを怠らず、最後まで集中力を保ち、ここぞというところでゴールを守った。

16 山本脩斗 6
前に出るか、後ろでステイするか。その判断が的確で、左サイドの守備にふたをする。デュエルでも簡単に負けず。

MF
4 レオ・シルバ 6.5
キープしながら、相手の逆をついて局面を変えるプレーはさすが。要所でプレーに絡みながら、ボールの流れをスムーズに。81分に土居のお膳立てから1得点。

20 三竿健斗 6.5
ソリッドなディフェンスを披露し、中盤の攻防で絶大な存在感を放つ。高い危機察知能力を発揮してチームを下支えした。


鹿島――4点目直後、一気に“4枚替え”





MF
7 ファン・アラーノ 6(83分OUT)
柔軟な足技で敵を翻弄。攻撃に絶妙なアクセントをもたらしたが、後半開始早々のビッグチャンスは決めるべきだった。

8 土居聖真 6.5(83分OUT)
冷静沈着に左サイドから効果的なアタックを繰り出す一方、周りの選手たちの良さを引き出そうとする献身的なプレーも。L・シルバの得点をアシスト。

FW
9 エヴェラウド 7(57分OUT)
良質なクロスで上田の先制ゴールをアシスト。40分、52分の得点チャンスは逸したが、裏に抜け出して得た64分の絶好機は決めてみせた。

36 上田綺世 7.5(72分OUT) MAN OF THE MATCH
3分のヘッドは決められなかったが、11分の決定機はきっちりとモノにして、50分には強烈なミドルシュートで2点目をゲット。圧巻の決定力を見せつけて勝利の立役者に。交代の際にはスタンドから大きな拍手が送られる。

途中出場
MF
25 遠藤 康 6(72分IN)
75分には可能性を感じさせる右足シュート。状況に応じたポジショニングとプレーで安心感を与えた。

DF
22 広瀬陸斗 ―(83分IN)
カウンターでは良いタイミングで前に出たがパスが届かず。出場時間が15分未満のため採点なし。

MF
6 永木亮太 ―(83分IN)
攻守の両局面で隙を見せず、確実に勝利を引き寄せる。出場時間が15分未満のため採点なし。

MF
27 松村優太 ―(83分IN)
右サイドで持ち前のドリブルを駆使して見せ場を作る。出場時間が15分未満のため採点なし。

FW
15 伊藤 翔 ―(83分IN)
良い位置でスタンバイし、ゴールを狙ったが結果は出せず。出場時間が15分未満のため採点なし。

監督
ザーゴ 6.5
前節から中盤の形を菱形から台形に。4点目を奪った直後、一気に“4枚替え”など余裕のある采配で勝点3を掴む。


浦和――攻守をつないだ青木だが不用意なパスミスも


【チーム採点・寸評】
浦和 4.5
早い時間帯で失点したあと、思うようにペースを上げられず、さらにリードを広げられて苦しい展開に。終盤は押し込む時間も増えたが、鹿島の堅い守備を崩し切れず。攻撃でも守備でもピリッとしない内容だった。

30 興梠慎三 5(78分OUT
高いパスセンスで味方を前向きに走らせる。前線の基準点として機能していたが、目に見える結果を残せなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)



◆【J1採点&寸評】鹿島4-0浦和|2得点の上田、1G1Aのエヴェラウド。MOMに選んだのは…(サッカーダイジェスト)





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