【欧州・海外サッカーニュース】ドイツの移籍市場専門サイトがベルギー1部に所属する選手たちの評価額データを更新。同リーグでプレーする日本人選手たち10名のうち7名の数字に変動があった。
ドイツ移籍情報サイト『transfermarkt.de』は現地時間4日、ベルギー1部ジュピラー・プロ・リーグでプレーする200名の市場価値データを更新。ヘンクに所属する日本代表MF伊東純也の評価額が跳ね上がった。
『transfermarkt.de』はパフォーマンスや将来性、市場効果やユーザーの意見、さらにコロナ禍の市場への影響などを考慮しながら各国でプレーする選手たちの市場価値を評価。今回はジュピラー・プロ・リーグのクラブに所属する選手のうち200名の評価額データを更新したことを発表。現在首位を走るクラブ・ブルージュのFWクレパン・ディアタ(200万ユーロ減の1800万ユーロ=約22億7000万円)、MFチャールズ・デ・ケテラエル(400万ユーロ増の1600万ユーロ、約20億円)、MFハンス・ファナーケン(300万ユーロ増の1500万ユーロ、約18億9000万円)がランキングのトップ3を占めていることが明らかとなった。
ではベルギー1部でプレーする日本人選手たちのデータの動きは?とりわけ市場価値が上がったのは現在2位のヘンクで今季リーグ戦17試合に出場し、4ゴール6アシストを記録している伊東。昨年10月の更新時には400万ユーロとなっていた27歳のアタッカーだが、ここに来て650万ユーロ(約8億2000万円)にアップ。ベルギーでは20位タイにランクインし、全日本人選手のランキングでは6位に浮上した。
また、シント=トロイデンで今季8ゴールとすでに欧州挑戦1年目の昨シーズンを超える決定力を見せるFW鈴木優磨、夏にベールスホットに加入しながら5ゴールを決めるなどすぐさまレギュラーの座をつかんだFW鈴木武蔵、さらにアントワープで2シーズン目を過ごすMF三好康児はいずれも50万ユーロ増を記録。鈴木優磨の市場価値はこれで220万ユーロ(約2億8000万円)と、鈴木武蔵と三好は200万ユーロ(約2億5000万円)と評価されることに。
一方、ベルギーで最年長の日本人選手である29歳のシャルルロワMF森岡亮太は、市場価値が280万ユーロ(約3億5000万円)と変わらず。セルクル・ブルージュのDF植田直通も80万ユーロ(約1億円)や、長期離脱を強いられ、昨年10月以降シント=トロイデンの正守護神を務めるGKシュミット・ダニエルも60万ユーロ(約8000万円)と変動なし。同クラブで出場機会に恵まれないDF松原后、MF中村敬斗、MF伊藤達哉らは揃って減少となっている。
『transfermarkt.de』が現時点に掲載するベルギー1部クラブに所属する日本人選手の市場価値ランキングは次のとおり。
1位 伊東純也(ヘンク、650万ユーロ、約8億2000万円)
2位 森岡亮太(シャルルロワ、280万ユーロ、約3億5000万円)
3位 鈴木優磨(シント=トロイデン、220万ユーロ、約2億8000万円)
4位 鈴木武蔵(ベールスホット、200万ユーロ、約2億5000万円)
4位 三好康児(アントワープ、200万ユーロ、約2億5000万円)
6位 植田直通(セルクル・ブルージュ、80万ユーロ、約1億円)
7位 松原后(シント=トロイデン、70万ユーロ、約9000万円)
8位 シュミット・ダニエル (シント=トロイデン、60万ユーロ、約8000万円)
8位 中村敬斗(シント=トロイデン、60万ユーロ、約8000万円)
10位 伊藤達哉(シント=トロイデン、40万ユーロ、約5000万円)
◆ベルギー1部でプレーする日本人選手10名の市場価値は?伊東、鈴木優磨&武蔵、三好がアップ(GOAL)