日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年2月13日土曜日

◆「日本の生活は…」昨季18得点、エヴェラウドが語る来日2年目の決意。鹿島残留を決めた理由とは?(サッカーダイジェスト)






「開幕が明日ならば出場は難しかったが…」


 鹿島アントラーズのFWエヴェラウドが2月12日、キャンプ地の宮崎からオンライン取材に対応。開幕が2週間後に迫るなか、Jリーグ2シーズン目の戦いに向け、決意を明かした。

 昨季、母国ブラジルのクラブから鹿島に加入したエヴェラウドは、瞬く間に日本のサッカーに順応すると、チームの欠かせぬ得点源として君臨。オルンガ(28点)に次ぐ、得点ランキング2位の18ゴールを叩き出し、ベストイレブンにも輝いた。上々の結果を残した1年目について、29歳の点取り屋は一定の手応えを示している。

「得点王を獲れればなと思っていたが、2位も悪くないし、予想外のベストイレブンに選出されたことは非常に嬉しかった。ただ、もう新たなシーズンなのでそれは過去に過ぎない。今シーズンもまた新たな目標を持ちながら、チームの目標をまず達成して、付け合わせで自分の何かが達成できればと思っている」

 さらなる飛躍が期待される今季だが、コロナ禍での入国制限から合流が遅れるアクシデントも発生。それでも「開幕が明日ならば出場は難しかったが、まだ2週間ある」と説明し、現在重点的に続けているフィジカルトレーニングも、開幕戦出場への必要要素だと語った。

「身体が出来上がっていない状態でただゲームをやっても無意味なことだと考えているし、まずしっかりとシーズンを戦うための体力作りが必要だ。正直楽しくは全くないが、やっぱりこれは乗り越えなくてはいけない痛み。今は筋肉痛もあり、疲れているけど、やらなくてはいけないことであって、しっかりと自分の準備を進めたうえでゲームに入ることができればと思っている」

 また、昨季終了後には複数の海外クラブから熱視線が送られていたなかで、残留を決めた理由にも言及。「鹿島愛」を覗かせている。

「シンプルに僕自身はこのクラブに非常に慣れ親しんでいるし、家族も日本の生活に慣れているので、それをわざわざ変える必要はないかなと。もうひとつは、僕はアントラーズで歴史を作りたいし、またJリーグで歴史を作りたいという想いだ」

 クラブ創設30周年というメモリアルイヤーでもある今季。エヴェラウドは昨季以上にゴールを量産し、名門を16年以来のJ1制覇へ導くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




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